2020年04月07日
コンテンツ番号10754
JA秋田たかのすが補助教材を寄贈
(2020年4月7日)
4月7日(火)に、北秋田市第二庁舎式場で秋田たかのす農業協同組合(斉藤一志組合長)から佐藤教育長(写真左)に小学校の授業に役立ててほしいと食農教育の補助教材が寄贈されました。
今回寄贈された補助教材「農業とわたしたちのくらし」は、小学校(5年生中心とする高学年)の授業で活用してもらうことを目的に、JAバンクが食農教育・環境教育などをテーマとし作成した補助教材で、平成20年度から全国の小学校に配布されています。
補助教材は、生活に欠かせない「食」と「農業」、また「環境」と「農業」の密接なかかわりや、各家庭に食を届けるための流通、農畜産物の全国の産地等について、イラスト・写真・グラフをふんだんに使いながら、社会科を中心に総合的な学習、家庭科等の内容についても取り入れ、2020年度版は、2019年度版より新学習要領に示された「主体的・対話的で深い学び」の趣旨を踏まえ、子どもたちが話し合いながら、自己の考えや理解を深めることができるようになっています。
この日の贈呈式では、秋田たかのす農業協同組合の田村純一常務理事(写真右)が「平成20年度から始めているJAバンクの食農教育応援事業で、教材本、DVD合わせて持ってきたので、食農教育にお役立ていただきたい」と述べ、佐藤教育長に補助教育本と解説付きの動画を収録したDVDを手渡しました。
寄贈を受け佐藤教育長は「子どもたちには補助教材を活用した学習をとおして、北秋田市の基幹産業である農業をしっかりと学んでもらい、後継者として農業を支えていくような子どもたちを育てていければと思っている」と教材の活用に期待を寄せました。
なお、補助教育本は市内の小学5年生を中心に200部、解説付きの動画を収録したDVDは市内各小学校へ1枚ずつ寄贈される予定です。