2005年10月29日
コンテンツ番号10721
「あっ、ゴミが落ちている」 「本当だ。ビニール袋がある。カンまであるよ」 私達は、バスに乗りながら話しました。 「このごろは、ポイ捨てが多くなったよね」 「うん、松ヶ丘にさ、ポイ捨て禁止の看板があるのに、なんでゴミ箱に捨てないのかな」 私達が住んでいるところに、ゴミがふえているのは、私でも知っています。使わなくなった物を別の物に作りかえたり、一人一人がゴミをへらすなどの事は、私達でもできると思います。自分たちがそのことに気づかなければゴミはまた増え続け、気持ちよく快適に生活する場所が少なくなったり、物を燃やしてダイオキシンという有害物質が発生することもあるそうです。
また、ポイ捨て以外に地球温暖化が問題になっています。地球の温度が少しずつ上がり続けています。もしこのまま気温が上昇し続け、南極の氷がとけてしまうと、地球のほとんどが海の底に沈んでしまうそうです。
その他にも酸性雨という問題もあります。工場などから出る有害ガスが雨に混ざって降ってくるそうです。アメリカ合衆国にある大理石の像が、そのせいで少しずつとけてきているそうです。日本の森が枯れてきているという報告もあります。
さらに、地球の周りにはオゾン層というものがあり、太陽から出ている有害な紫外線から地球の生命を守っているのですが、最近そのオゾン層に穴が開いたり、少なくなったりしていることが分かってきました。そのオゾン層を破壊しているのが、人間が作り出したフロンガスというものだそうです。 地球の気温はこれからも上がり続けることが予想されます。それを防ぐためには、一番の原因となっている二酸化炭素を減らさなければならないと思います。
このように、地球全体で今たくさんの環境問題が発生しています。私たちの身近なところに目を向けてみても、川や田んぼのポイ捨てによって環境がくずれてしまうのが気になります。環境をこれ以上悪化させないために、私たちになにかできることはないのでしょうか。 まず、限られた資源を守るために、スーパーで買物をした時、袋を家からもっていってビニール袋を使わないようにすることができます。
また、道ばたに落ちているたった一つの紙切れ、空缶などを拾うだけでも、少しは地球を大事にすることにつながるのではないでしょうか。 この地球に住んでいるのは、私たち日本人だけではないのです。世界の人々がたがいに協力しあい、助け合っていくことも大切です。 まずは、私たちにできることから初め、みんなで地球を守りましょう。