2005年10月29日
コンテンツ番号10720
わたしの家で一番大きな声であいさつをするのは、おばあちゃんです。わたしが朝起きたとき、おばあちゃんは必ず「おはよう」と言ってくれます。ミニバスの部活動が終わって、家に帰った時も「お帰り。今日もがんばってきたね」と言ってくれます。
わたしは、おばあちゃんの言葉が、とってもうれしくて元気が出ます。 朝の集団登校中に、地域の人達からも「おはよう」と言われる機会が多くあります。あいさつをされたわたしは、すぐにあいさつを返しています。あいさつをすると気持ちがいいし、とてもいい気分になります。朝、学校へ来る時、いつも声をかけてくれるおばさんがいるのですが、いつもあいさつをするだけで、話をしたことはありませんでした。
先日、こんなことがありました。忘れ物をして一人で歩いていたら雨が降ってきました。わたしは、かさを持っていなかったので、小走りに歩いていたら、おばさんが近づいて来たので「おはようございます」とあいさつをしました。おばさんは、「おはよう。雨降ってきたねぇ。かさはあるの。貸してあげようか」と言いました。わたしは、えんりょしましたが「いいよ。いいよ。ぬれるから」と言って、貸してくれました。学校までまだ遠かったので、とても助かりました。おばさんからかさを借りたおかげで、ぬれずに歩くことができました。いつもあいさつするだけなのに、こんなに親切にしてもらってすごくうれしく思いました。
わたしの学校では、あいさつに力を入れていて、ハートフル委員会の人たちが、毎週水曜日の朝、校門の所であいさつ運動をしています。ハートフル委員会の人達は「おはようございます」と、声をそろえて、元気よく大きな声であいさつをしてくれます。わたしも「おはようございます」と、あいさつを返してはいますが、まだまだ気持ちの良いあいさつではありません。
わたしは、これまで気持ちの良いあいさつをしていたかどうか考えてみました。わたしは、ただ何気なくあいさつをして、ただ何気なくあいさつを返していた自分に気がつきました。「いつも会っている人だから、適当でいいや」と思ってあいさつをしていたのです。そこで、あいさつのめあてを持つことにしました。
- 相手を見て大きな声であいさつをする
- 笑顔で心をこめてあいさつをする
この2つです。
知っている人でも、知らない人でも、最初はあいさつから始まります。ただ何気なくあいさつをしたり、あいさつを返したりするのではなく、大きな声で、きもちがよい、心をこめたあいさつが大切だと思います。 これからも、友達や先生、家族、地域の人達と、あいさつを通して心をかよわせていけたらいいなあと思います。