2005年10月29日
コンテンツ番号10719
なぜ、けんかはおこるのでしょう。私はよく相手の気持ちを考えずに相手がきずつく言葉を話したり自分中心に行動してけんかになるのだと思います。私は、世の中から、けんかがなくなればいいと思います。
最近、15才の少年がお父さん、お母さんを殺してしまうという事件がおこりました。私はその事件を知って、お父さんとその少年が少しの親子げんかから、だんだん仲が悪くなり、ついにお父さんを殺すまでになってしまったと思いました。そして、お母さんまで殺してしまって、家をばく発させてしまったのです。仲の良いはずの親子でも、取り返しのつかない事件とつながってしまう、そんなきっかけのけんかは、いやです。
私も学校でよくけんかをします。私の場合、私をふくめた3人で仲良く遊ぼうと思っても、それがうまくいかないのです。2人と1人になって友達の取り合いや、口げんかになってしまうからです。私はあとの2人に仲間はずれにされたり、無視されたりしてとても傷ついてしまいます。それに、とても悲しい気持ちになります。私が「遊ぶのに私も入れて」と訴えると、どちらもきげんが悪くなり、相手をにらんだりします。他の人に私の悪口を言うときもありました。そんなことがあってもやっぱり仲良く遊ぶほうがいいと思って私からあやまることもあります。
先生に仲間はずれにされたことを相談すると「菜々さんも相手の人を仲間はずれにしてしまうことがない?相手も同じようにされたと相談に来てるよ。先生から見ると2人とも同じことをしあってる」と言われました。私は先生から聞いた時、自分がされていることと同じことをしていると思うと、やっぱり自分が傷ついたくらいに相手を傷つけていると思いました。
それにこんなこともありました。算数の時間、練習問題を競争で解いていた時、ある子が友達に向かって「うるせぇデブ」と言ったのです。その時言われた人が「デブって言わないで」と言い返したのですが、先生がすかさず「どうしてこのような言葉を言うのですか。人を傷つけるひどい言葉です。そんなに太っていないのに」と言いました。
そのあと先生とクラスのみんなで話し合いました。先生はデブというような言葉を言われた人が病気になったという話をしてくれました。「もし、友達が拒食症の病気にかかったり、学校に来れなくなったら、みんなは責任を持てますか。そこまで考えて話しているのかな」と先生は私たちに言葉を投げかけました。私はこの言葉を聞いたとき、はっとしました。
私も何度かそのような言葉を言ってしまったことがあったけど、少しの言葉から、そんな大きなことになるかもしれないことが分からずにいました。そんなことを考えると言葉はとてもこわいなぁと感じました。この言葉から拒食症など、病気になって死にいたるかも知れないと思いました。このような話を聞くと、遊び半分でどんなことがあっても、こんなこわい言葉は言えません。人を傷つける言葉を言うのは許せないのだと感じました。
これからも、けんかはあると思うけど、人を傷つけたり、人のいやなことをしなければ、けんかは少なくなるかなぁと最近思うようになりました。相手の気持ちになって、人を傷つけない、やさしい言葉を使って生きていきたいと思います。けんかをしないように心がけたいと思います。