2020年04月03日
コンテンツ番号10625
勉強の合間に1日1枚マスクを手作り
北秋田市在住の佐藤華南(さとう かなみ)さん(能代高校3年生)が、4月3日に市役所を訪れ、手作りマスク30枚を寄附しました。
佐藤さんは、身近にもマスクが買えずに困っている人がいることを知り、自分でもなにかできないかと考え、マスクを作ることを決めマスクを作り始めました。ガーゼやゴムなどの材料も不足している中で、あちこち探し回って材料を集め、高校の休校期間に1日1枚作製し、大人用15枚、子ども用15枚の合計30枚のマスクを北秋田市役所へ寄附しました。
マスクを受け取った津谷市長は「市でも緊張感をもって予防に努めているが、マスク不足により使わなければならない場所にいきわたらない状況になっている。佐藤さんがこうしてマスクを持ってきてくれたことに心から感謝する。佐藤さんのような気持ちをみんなが持ってくれれば、このような事態も刻々できると思うので、力を合わせて頑張っていきたい」などと感謝を述べました。
佐藤さんは新型コロナウイルスについて「できるだけ早く終息してほしい。一人ひとりが予防するしかないと思う」などと話しました。
寄附されたマスクは、市の施設など必要な場所へ配布され、感染予防対策に利用される予定です。