2020年02月06日
コンテンツ番号10548
令和5年度には日沿道の当市整備区内が全線開通へ
北秋田市建設促進期成同盟会視察で小繋トンネル前で説明を受ける様子(11月25日、日沿道小ヶ田~小繋間)
小繋トンネルの内部の工事の説明を受ける様子(11月25日)
2月6日(木)、国土交通省東北地方整備局では、日本海沿岸東北自動車道の整備の見通しが令和8年まで全線開通する見込みであることを発表しました。そのうち当市にかかる整備区間として、二ツ井今泉道路(4.5km)については、トンネル工事等が順調にすすめば、令和5年度に開通する見通しであることが発表されました。これにより、当市の整備区間については全線開通することとなります。
このことについての津谷市長コメント
これまで国土交通省をはじめ各関係機関に早期開通を働きかけてまいりました日本海沿岸東北自動車道「二ツ井今泉道路((仮)小繋IC~(仮)今泉IC間)」が、この度令和5年度の開通見通しであることが発表されました。
平成28年10月鷹巣IC開通、平成30年3月大館能代空港IC開通、そして、「鷹巣西道路及び大館能代空港ICへの接続区間」が開通予定とされている中での発表は、本市にとりまして大きな喜びであります。
これにより当市管内の日沿道が全線開通することとなり、大館市に続き能代市とも直結することになりますことは、大館能代空港を基軸とした首都圏と県北地域の物流拠点としてますます大きな役割を担うことが可能となり、企業の進出や移動時間の短縮による雇用範囲の拡大など、経済の活性化が更に見込まれます。
また、世界文化遺産登録の実現が待ち望まれる「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産であります「伊勢堂岱遺跡」への東西からのアクセス向上により、日沿道・東北道を介して直結される関係自治体との連携強化が図られるとともに、能代港に入港するクルーズ船観光客の流入促進も含め、県北地域全体が連携した広域周遊観光ルートの形成に更なる弾みがつき、森吉山周辺を中心とした観光資源を生かした交流人口の増加に結びつくものと期待を寄せております。
さらには、県北地域と第三次医療圏を繋ぐ「命の道」として大きな役割を担うものと確信しております。
これまで開通に向けてご尽力いただいている多くの関係者の皆様に感謝申し上げますとともに、今後とも、二ツ井白神IC間までを含めて全区間の早期開通に向けた要望活動を継続しながら、当市の発展に向けて、引き続き全力で取り組んでまいります。
令和2年2月6日
北秋田市長 津谷永光
日沿道二ツ井今泉道路(仮)小繋IC~(仮)今泉IC間