2017年09月18日
コンテンツ番号3708
ふるさとの話で旧交を温める
第31回森吉会総会(松岡啓司会長)が、9月18日(月)にアルカディア市ヶ谷私学会館(東京都千代田区)で行われ、会員や来賓など約150人が参加し、再会を喜びながらふるさと森吉を懐かしむ話などで盛り上がりました。
この日の総会では開会にあたり、松岡会長が「台風18号の影響が心配されたが、多くの皆さんに参加いただき感謝する。今回、森吉会初の取り組みとして、各テーブルに会場内の座席図を配付したほか、各テーブルのイスも数個多く配置している。自由に席を移動してもらい、お互いの近況報告をするなどして楽しんでほしい」などとあいさつを述べました。
続いて、公務の都合により出席が叶わなかった津谷市長からのメッセージが紹介されました。メッセージで津谷市長は「これまでに森吉山を中心とした観光振興に力を入れており、今年2月には青森県八甲田と山形県蔵王とともに、世界に誇る樹氷観光地宣言を行い、国内外に向けたPRを行った。このような取り組みにより、森吉山阿仁スキー場のゴンドラ利用客を中心に観光客が増加しているほか、内陸線に乗車し沿線地域を観光する外国人の団体旅行客が1万5000人を超えるなど、秋田県内でも有数の観光名所となってきた。また、皆さんのふるさと森吉出身の作曲家である成田為三先生の代表曲である『浜辺の歌』が昨年の12月より神奈川県藤沢市にあるJR辻堂駅の発車メロディに採用された。これは、辻堂駅100周年を記念して地元の皆さんの熱意により実現したもの。出発メロディは上下線で異なっており、どちらも優しいメロディとなっているので、機会があればぜひ聴いてもらいたい。皆さんには、ふるさと北秋田市、そして森吉地域の力強い応援団として、さらなるご支援とご協力をお願いしたい」などと会員に呼びかけました。
引き続き行われた交流会では、民謡ショーや地元から取り寄せた特産品が当たる大抽選会、カラオケ大会などのほか、恒例の物産販売が行われ、ふるさとの懐かしい味を買い求めるなど、多彩な催しで会場は盛り上がり、参加者たちはふるさと話に花を咲かせて旧交を温めました。また、会場内には昨年に引き続き「ふるさと納税募金箱」が設置され、集められた寄付金が市に贈呈されました。
最後は参加者全員で「浜辺の歌」を大合唱したあと、万歳三唱で締めくくり来年の再会を誓い合いました。なお、次年度の総会は、9月16日に同会場で開催される予定です。