2017年09月19日
コンテンツ番号3707
支えてくれた人たちに感謝
第72回国民体育大会愛媛大会弓道競技の遠的で優勝した、少年女子秋田県チームの石川美帆さん(秋田北鷹高校3年)が、9月19日(火)に市役所を訪れ、津谷市長に国体優勝を報告しました。
第72回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」の弓道競技は、9月9日(土)から11日(月)に愛媛県総合運動公園弓道場(松山市)で近的、遠的の種目が行われました。近的は28メートル先の的を狙う種目で、的に当たった矢の本数を競います。遠的は60メートル先の的を狙う種目で、的の中心に近くなるほど得点が高く、合計点で競います。1チーム3人で両種目を行い、予選は1チーム12射(1人4射)を2回行います。決勝は1チーム12射のトーナメント戦を行います。
少年女子の秋田県チームは、五城目高校3年の伊藤友伽さん、秋田北鷹高校3年の石川美帆さん、由利高校3年の高橋りのさん、補欠の由利高校3年の菊地優奈さんのメンバーで構成。初日に行われた近的では、3人とも緊張から力を出せず予選11位と惜しくも予選敗退となってしまいましたが、翌日の遠的では、気持ちを切り替えて競技に臨み予選5位で決勝トーナメントに進出。決勝トーナメント1回戦では61対55の僅差で神奈川県に、準決勝は79対51で千葉県に、決勝は71対56で鹿児島県にそれぞれ勝利し優勝の栄冠に輝きました。
この日、菅原勉校長、弓道部顧問の中嶋信義教諭とともに市役所を訪れた石川さんは「近的では惜しくも予選敗退という結果でしたが、遠的では優勝することができました。いろいろな人の支えがあって、ここまでたどり着くことができ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これからは、いろいろな人に感謝の気持ちを伝えられるように勉強のほうも頑張りたい」などと津谷市長に報告しました。
津谷市長は「国体の優勝報告を受けてとてもうれしい。それぞれ学校の違う選手の方々との団体戦で、近的では調子が出なかったようだが、遠的ではチームワークを発揮して見事に優勝を果たした。本当におめでとう。これからも自信と誇りをもって、弓道や学業に頑張ってもらいたい」などと大舞台での偉業をたたえました。