2017年09月20日
コンテンツ番号3706
ウオーキングで心身をリフレッシュ
2017北秋田市民ウオークの一環として「合川まちなかウオークラリー」が、9月20日(水)に合川地区で行われ、市民約70人が参加してウオーキングで心身をリフレッシュし、心地よい汗を流しました。
市民ウオークは、市民の健康の維持・増進のため運動やスポーツ活動に対する機運を高めるとともに、ウオーキングを通して地域や社会全体で健康づくりに取り組み生活習慣病の予防にもつながるよう開催しています。ウオーキングに適した時期である春と秋の年2回行っており、歩くのを楽しむだけでなく、専門の講師を招いた歩き方講座等を同時開催して、運動効率のよい体の動かし方を指導するなど、内容の充実に努めています。
今回の市民ウオークは、コース各所に設けられた合川の歴史に関するクイズに挑戦しながら、合川地区の中心部を巡るコース。市役所合川庁舎をスタート・ゴールとして、それぞれの体力にあわせ「4キロコース」と「6キロコース」に分かれて行われました。
合川庁舎前で行われた開会式では、主催者を代表して医療健康課の石崎賢一課長が「このウオークは、健康増進のためにウオーキングを習慣化すること目的に開催している。本来であれば、自然を満喫できるコースを設定したかったが、熊の出没があり、まちなかを歩くウオークラリー形式とした。クイズの正解者には、賞品を用意しているので全問正解を目指して、健康で楽しいウオークにしてほしい」などとあいさつを述べました。
引き続き、北秋田市民プールの奥山顕司トレーナーを講師に「準備運動と歩き方のコツ講座」が行われ、準備運動も兼ねて実際に体を動かしながら出発前に効果的なストレッチや正しい歩き方のコツを教わりました。奥山トレーナーは、歩き方について「足はかかとからしっかりと着いて、つま先に体重移動し反対の足を出したら、つま先で蹴って前に進む。歩幅はふだん歩くよりも一歩程度広めにとって、息が弾むぐらいのスピードで歩くと、ふつうの散歩よりも効果のある有酸素運動になる」などと実演しながら参加者に呼びかけました。
この日は、秋晴れに恵まれ絶好のウオーキング日和。参加者たちは準備運動のあと、合川庁舎前をスタートし、道路脇の花や収穫前の黄金色に染まる田んぼを眺めながら、歩みを進めました。また、合川駅や合川小学校前などコースの途中にある5か所のチェックポイントでは、市有形文化財の「丈六延命地蔵菩薩像」など合川地区の歴史に関するクイズに挑戦しながら、思い思いのペースでウオーキングを楽しみました。
ゴールのあとは、合川庁舎2階の大会議室で、奥山トレーナーからウォーキング後の効果的なストレッチを学び、運動後の筋肉をほぐしました。このあと、昼食をとりながら参加者同士で親睦を深めました。