2017年09月21日
コンテンツ番号3705
マナーとゆとりで交通安全
平成29年秋の全国交通安全運動が9月21日(木)から始まり、それに合わせ北秋田地区交通安全協会(佐藤登会長)主催の北秋田地区総決起集会が北欧の杜公園で行われ、交通安全宣言や交通安全パレードなどで交通安全を呼びかけました。
秋の全国交通安全運動の期間は、9月21日(木)から30日(土)までの10日間。そのうち9月30日を「交通事故死ゼロを目指す日」としています。
期間中は「子どもと高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止」「夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止」「全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」「飲酒運転の根絶」の4つを運動の重点として、普及啓発活動が全国各地で一斉に行われます。
北秋田地区の総決起集会には、鷹巣・森吉地区安全運転管理者協会、鷹巣地区事業主交通安全推進協会、北秋田地区交通指導隊連合会、北秋田市・上小阿仁村交通安全母の会、北秋田市・上小阿仁村老人クラブ連合会のほか、北秋田警察署をはじめ行政関係など、約200人の会員や関係者が参加しました。
集会では、はじめに多年にわたり交通安全活動に尽力された、交通安全功労団体や優良学校、優良運転者等に表彰状の伝達が行われ、東北交通栄誉章を受章した2団体1人と緑十字銅章を受章した6人に、北秋田警察署の須藤春彦署長から表彰状が手渡されました。
受賞者
- 東北交通栄誉章(交通安全功労団体)=北秋田市交通安全母の会
- 東北交通栄誉章(優良学校)=北秋田市立合川小学校
- 東北交通栄誉章(優良運転者)=佐藤 健二さん
- 緑十字銅章(交通安全功労者)=津谷 正毅さん/近藤 一雄さん
- 緑十字銅章(優良運転者)=村上 直志さん/小林 春雄さん/米倉 修治さん
- 緑十字銅章(優良安全運転管理者)=佐藤 康弘さん
表彰のあと、主催者を代表して近藤直夫副会長が「今日から、秋の全国交通安全運動が始まる。全国、秋田県においても死亡事故件数は減少傾向にあり、皆さんの活動が安全意識の高揚につながっている。そのような中、今月に入り県南では高齢者の死亡事故が3件発生しており、県では高齢者死亡事故多発注意報を出している。これから季節は、農繁期や行楽で車の往来も激しくなるので、皆さんには、ドライバーの方々に安全運転に徹するよう呼びかけてほしい。皆さんと一緒に、事故のない安全安心の地域づくりに励んでいきたい」などとあいさつしました。
つづいて、来賓を代表して北秋田警察署長、北秋田市副市長、上小阿仁村長があいさつ。そのうち虻川副市長は「市では、昨年度に策定した第2次北秋田市交通安全計画に基づき、交通安全意識の普及啓発し、また住民の皆さんの要望をお聞きしながら、交通安全の環境整備に努めている。今度も、北秋田警察署や関係機関と連携を密にして、この地域で交通事故がなくなるよう、事故を起こさせないような地域づくりを進めていきたい。皆さんのご理解とご協力をお願いしたい」などと参加者に協力を呼びかけました。
このあと、交通安全母の会を代表して、三浦弘子さんが「交通安全は、北秋田市民共通の切実な願い。私たちは交通事故をなくし、安全で住みよい北秋田市にするため、すべての人々と連携し、家庭、職場、地域において、交通安全を推進します」などと虻川副市長に交通安全宣言をしました。また、お揃いのハッピをまとった交通安全母の会の皆さんによる「ふるさと秋田 交通安全音頭」が披露されました。
最後に、北秋田市交通指導隊の成田和吉さんが「北秋田市、上小阿仁交通指導隊は、ただいまから交通安全パレードに出発します」と須藤署長に申告しました。参加者から拍手で見送られながら会場を出発したパトカーや交通安全ののぼり旗をつけたパレード車は、市内を巡回して交通安全を呼びかけました。