2017年09月30日
コンテンツ番号3701
いつまでも元気で長寿
平成29年度鷹巣地区の敬老式が、9月30日(土)に市民ふれあいプラザで開かれ、約400人が参加して長寿を祝いました。
今年の敬老式対象者は市全体で8,247人(男2,927人、女5,320人)、そのうち鷹巣地区の対象者は3,921人(男1,432人、女2,489人)でした。また、鷹巣地区で白寿を迎えられた方は8人、米寿が159人、75歳を迎えられ敬老者の仲間入りをした方は275人でした。
式典では、はじめに津谷市長が「皆さんの元気な顔を見ることができて、とてもうれしい。私たちが北秋田市で、元気に明るく暮らしていけるのも、皆さんが長い間この地域のために頑張ってきてくれたおかげです。そのご労苦に心から感謝し、今日の敬老をお祝い申し上げます。今年の秋田県の最高齢者109歳の女性が北秋田市におります。ここにそのような仲間がいるということはとても心強い。北秋田市では、皆さんを支えるための様々な施策を展開して、誰もが元気に暮らしていけるようなまちにしていきたい。これからも健康で明るく生き生きと過ごしてほしい」などとあいさつを述べたほか、新敬老および米寿を迎えた方々への祝品を、新敬老代表の津谷チヤさん(松葉町)、米寿代表の成田達雄さん(米代町)にそれぞれ手渡しました。
敬老作文の朗読では、地域の子どもたちを代表し、鷹巣小学校6年の西村愛和(あこ)さんが「世界一のおじいちゃん」と題した敬老作文を発表しました。おじいちゃんがアルペンスキーをするきっかけを与えてくれて、これまで一緒に取り組んできたことを紹介し、最後に「おじいちゃんは、疲れているはずなのに夜おそくまでかかって、ワックスをかけてくれて、最高のスキー板を作ってくれます。本当に『ありがとう』の言葉だけでは足りないぐらい感謝しています。私のおじいちゃんは世界一のおじいちゃんです。これからは、おじいちゃんの畑仕事を手伝い、苦労や心配をかけないようにしてがんばっていきます。だから、おじいちゃんもがんばって長生きしてください。本当にありがとう」などと感謝の気持ちを伝えました。
続いて、来賓の大森光信・市議会議員、近藤健一郎・県議会議員、北林丈正・県議会議員がお祝いの言葉を述べ、最後に新敬老者を代表して小林玲子さん(松葉町)が「本日は、私たち高齢者を盛大に厳かな歓迎をしていただき、誠にありがたく厚く御礼を申し上げます。私は結婚と同時に主人の叔母の家に入り、家業の海産物店を継いで、商売を営みながら3人の子どもを育てることができました。かつて家業に従事していた若い頃は、自分の家以外のことには目を向ける余裕がまったくありませんでしたが、子どもらが家を出たあとは、ボランティアの活動を始めました。以来、その道の励んでこれたのは、たいへん幸せなことでした。これも皆さまのお陰と感謝を申し上げます。今後も、諸先輩の皆さまをお手本にしながら、ボランティアの活動を通して、少しなりとも地域に貢献していきたい」などとお礼のあいさつを述べました。
式典終了後の祝宴では、はじめに運営全般にわたり協力してきた鷹巣婦人会を代表して佐藤フサ会長と、健康で寿命が長く延びることを祈念して「北あきた延寿バター餅」を参加者全員に贈った日本バター餅協会を代表して村井松悦会長がそれぞれあいさつを述べ、そのあと、鷹巣町農業協同組合の佐藤政信・常務理事の乾杯の音頭で祝宴が始まりました。参加された皆さんは互いの近況などを語り合ったり、ステージでの踊りや歌を観賞して楽しい時間を過ごしました。