2017年07月30日
コンテンツ番号3656
県大会出場を目指し日頃の訓練の成果を競い合う
規律訓練(北秋田市第2分団)
平成29年度秋田県消防協会大館北秋田支部(齋藤勉支部長)の消防訓練大会が7月30日(日)に、合川公民館前の合川市民健康広場で開かれ、各地区から選抜された消防団員が日頃の訓練成果を競い合いました。大会は、消防団の消防技術向上と式の高揚を図るとともに、地域における消防活動の充実と強化を図ることを目的に、毎年各地区を持ち回りに開催されています。大会に参加したのは、北秋田市、大館市、上小阿仁村の各地区から選抜された15分団約400人の消防団員。
開会式では、はじめに齋藤支部長が「我々消防団は、災害現場の最前線に立って、地域の安全、安心を守らなければならない。また、住民の生命、財産を、あらゆる災害から守るため、日々実践的な訓練を積み重ね、団員個々の能力と組織力を養い、迅速、確実、安全にその使命を担っていく必要がある。消防団員として強い自覚と誇りを持って、誠心誠意訓練し、地域の期待に応えられるよう願う。今日はこれまで養った技術を十二分に発揮し、すばらしい訓練が行われることを期待します」などと主催者を代表してあいさつしました。
つづいて、開催地を代表して津谷市長が「先週の豪雨で幸いにも被害が少なく済んだのは、今日ここにいる消防団と消防署のみなさんの迅速かつ的確な行動のおかげであり、改めて感謝申し上げる。消防団員の皆さんは、日頃それぞれ他の仕事を抱えながら、団員としての誇りを胸に、地域住民のために頑張っている。本訓練は、日頃の成果を発揮していただき、そして消防技術力の向上と意識の高揚を図る大会。今日はその成果をいかんなく発揮していただいきたい」などと激励のあいさつをしました。
訓練は消防訓練礼式により決められた操法と動作を、迅速かつ的確に行うもので、規律訓練の部、自動車ポンプ操法の部、小型ポンプ操法の部の3部門で行われ、各部門には、各地区から選抜された5分団、計15分団が出場しました。この日は気温が高く、強い日差しで体力を消耗する真夏日でしたが、審査員や他チームの団員が見守る中、迅速かつ的確に手順をこなし、これまでの練習の成果を披露していました。
この大会の結果、ポンプ車操法の部、小型ポンプ操法の部で優勝した分団は9月2日(土)に由利本荘市の県消防学校で行われる、第52回秋田県消防操法大会に出場します。
大会結果
規律訓練の部
1位167.5点上小阿仁村消防団
2位155.0点大館市消防団第4方面隊大館5・6分団
3位153.5点北秋田市消防団第2分団
ポンプ車操法の部
1位142.5点大館市消防団第3方面隊大館4・7・8分団県大会出場
2位135.5点北秋田市消防団第10分団
3位132.0点大館市消防団第6方面隊大館15・16分団
小型ポンプ操法の部
1位82.0点大館市消防団第9方面隊大館22・23・24分団 県大会出場
2位77.5点大館市消防団第9方面隊比内1・2分団
3位73.5点北秋田市消防団第10分団