2017年06月29日
コンテンツ番号3634
寺院巡りを楽しみ健康づくり
2017北秋田市民ウオークの一環として「阿仁鉱山ウオーク」が、6月29日(木)に阿仁合地区で行われ、市民約90人が参加してウオーキングで健康増進を図り、心地よい汗を流しました。
市民ウオークは、市民の健康の維持・増進のため運動やスポーツ活動に対する機運を高めるとともに、ウオーキングを通して地域や社会全体で健康づくりに取り組み生活習慣病の予防にもつながるよう開催しています。ウオーキングに適した時期である春と秋の年2回行っており、歩くのを楽しむだけでなく、専門の講師を招いた歩き方講座等を同時開催して、運動効率のよい体の動かし方を指導するなど、内容の充実に努めています。
今回の市民ウオークは、産銅日本一を誇った阿仁鉱山にゆかりのある寺院を巡りながら、阿仁合地区を1周するコース。阿仁山村開発センターをスタート・ゴールとして、それぞれの体力にあわせ「4キロコース」と「6キロコース」に分かれて行われました。また、参加者のうち約70人は沿線の最寄り駅から内陸線を利用して参加しました。
阿仁山村開発センター前で行われた開会式では、主催者を代表して医療健康課の石崎賢一課長が「市民ウオークは、ウオーキングの習慣化の動機づけを目的としている。今日の阿仁鉱山ウオークへの参加をきっかけに、それぞれの健康増進のためにウオーキングを習慣的に行ってもらいたい。今回は阿仁のお寺を巡るコースとなっており、阿仁地区の方以外は、このような機会がなければなかなか巡ることができないと思いますので、阿仁鉱山の歴史などを肌で感じてもらいたい。それぞれが楽しみながら健康増進を図り、有意義な1日にしてほしい」などとあいさつを述べました。
引き続き、北秋田市民プールの佐々木禎尚トレーナーを講師に「準備運動と歩き方のコツ講座」が行われ、準備運動も兼ねて実際に体を動かしながら出発前に効果的なストレッチや効率のよいウオーキングのコツを教わりました。講座のなかで佐々木トレーナーは「腕を大きく振り、踏み出す足を反対の足と交差するように歩みを進めると消費カロリーが倍増する。ウオーキングの際に意識してやってみてほしい」などと参加者に呼びかけました。
この日は、好天に恵まれ絶好のウオーキング日和。参加者たちは、準備運動のあと阿仁山村開発センター前をスタートし、コースの途中にある善導寺や専念寺、善勝寺、法華寺、長福院などを巡り、それぞれ寺院の歴史や特徴を学びながら、思い思いのペースでウオーキングを楽しみました。また、ゴール後は阿仁山村開発センター内で、佐々木トレーナーからウォーキング後の効果的なストレッチを学び、運動後の体の筋肉をほぐしました。このあと、昼食をとりながら参加者同士で親睦を深めました。