2017年05月01日
コンテンツ番号3631
移住定住の促進に取り組む地域おこし協力隊に米倉さんが着任
北秋田市で二人目となる地域おこし協力隊の委嘱状交付式が、5月1日(月)に市役所で行われ、同市米内沢出身の米倉信人さん(52歳)に津谷市長から委嘱状が手渡されました。
交付式では、津谷市長が委嘱状を手渡し、「北秋田市で2人目の地域おこし協力隊となる。北秋田市は年々人口減少が加速し、大きな課題となっている。北秋田市に戻って来たい、または北秋田市に魅力を感じて来たいと思っている方はたくさんいる。米倉さんの持っている人脈、情報、発信力を使って、北秋田市の魅力を伝えてほしい。また、地元で頑張っている方もたくさんいるので、一緒に頑張っていただきたい」などと激励。
これを受けて米倉さんは「高校卒業後、長く地元を離れていたが、いずれは戻って来たいという思いがあった中でこのような機会を与えてくださったことに本当に感謝する。秋田県人会をとおして知り合ったたくさんの方々へ向けて、北秋田市の魅力を発信していきたい。これから市民の方々とたくさんコミュニケーションをとって、新しい輪を作っていきたい」などと抱負を述べました。
米倉さんは、米内沢高校から、宇都宮大学へ進学し、卒業後は東京の大手総合商社のシステム部門や監査法人などの仕事に従事しました。
地域おこし協力隊になろうと思ったきっかけは、5年前に父親が亡くなって母親が一人になり、いずれは帰らなければならないと思っていたところ、地域おこし協力隊の話あり、やってみようと思ったそうです。また、秋田県人会で秋田の広報活動をしているうちにおもしろさを感じ、地元を盛り上げていきたいと思ったこともきっかけとなったそうです。
主な仕事は、移住相談会でのPR、移住体験、SNS等を使った情報発信などを行うこととなっています。