2017年05月10日
コンテンツ番号3626
新庁舎完成を祝う
森吉幹部交番の新庁舎開所式が、5月10日(水)に同交番会議室で行われ、関係者約23名が出席し、開所を祝いました。
同交番は、平成17年に警察組織の再編整備により、旧森吉警察署と旧鷹巣警察署が統合して北秋田警察署となった際、交番業務を開始しました。旧森吉警察署庁舎は、昭和41年11月に建設され、警察署および幹部交番として約50年間に渡り、地域の安全・安心の拠り所としてきました。近年は老朽化が進み、且つ警察業務の複雑化に伴い、住民のニーズにあった適切な活動を行う必要性から、この度建て替えとなりました。新庁舎は、来訪者が入りやすいよう、バリアフリー構造で、事務所も明るく、クリーンエネルギー設備など最新の設備を備えたものとなっています。
開所式では、はじめに北秋田警察署の須藤春彦署長が「新庁舎は、地域の安全・安心を守る拠点として、機能を十二分に発揮できるものと確信している。交番に寄せられる期待と信頼を真摯に受け止め、それに伴う責任を自覚して、決意を新たに、住みよいまちづくりに全力を注ぐ」などとあいさつをしました。
続いて来賓を代表して、津谷市長が「高齢化が進む当地域のニーズを踏まえ、バリアフリーなど、来訪者への配慮に重点を置いた施設となっているうえ、女性警察官も当直可能な設備を兼ね備えている。今後の阿仁地域を守るシンボルとして、地域の安全・安心の拠点となることを期待している。北秋田市としても、人にやさしい、見守り、温もりのまちづくりをキーワードに、皆さまと一緒に地域の安全と安心を推進していく」などとあいさつしました。
最後に森吉幹部交番の塚本昭範所長が「管内の安全と安心を確保するため、犯罪の検挙や、地域住民の要望に沿った活動を積極的に展開し、この交番が警察活動の拠点となるよう、誠心誠意職務に励むことを誓う」などと決意表明をしました。
このあと、庁舎内を見学し、来賓の方々は最新の設備を体感していました。
新庁舎概要
- 工期平成28年6月~29年3月
- 総工費88,431,483円
- 構造木造平屋建て
- 敷地面積2,440.16平方メートル
- 床面積312.24平方メートル
- 特徴バリアフリー構造、多目的トイレ、運転免許更新の手続を行う事務室および会議室、女性職員用設備(更衣室、休憩室、トイレ、シャワー室)、火を使わないクリーンエネルギー設備