2017年05月20日
コンテンツ番号3619
多彩な乗り物が勢ぞろい
「2017秋田内陸線のりものまつり」が、5月20日(土)と21日(日)の2日間の日程で行われ、会場の阿仁合駅周辺は大勢の家族連れでにぎわいました。
今年で6回目を迎えるのりものまつりには、パトカーやショベルカー、消防車、電気自動車、除雪車など約30種類の乗り物が展示され、森吉山阿仁スキー場からはゴンドラやスノーモービルのほか、樹氷見学などの際に使われているキャビン(客室)付き圧雪車が初展示されました。
20日のオープニングセレモニーでは、はじめに、のりものまつり実行委員長で秋田内陸縦貫鉄道株式会社の佐々木琢郎社長が「今年は会場内に阿仁スキー場で大活躍のキャビン付き圧雪車など、新しい乗り物も展示されています。乗り物のほかに、阿仁合駅周辺の町歩きも楽しんでいただけるよう、今年はスタッフ一同、パワーアップして皆さんのご利用をお待ちしています」などと主催者を代表してあいさつ。
続いて、津谷市長と秋田県北秋田地域振興局の高橋靖弘局長が歓迎のあいさつを述べました。このうち、津谷市長は「これから阿仁合駅舎の拡充、さらには観光案内所を設ける工事に着手したいと思っています。この阿仁合駅周辺の地域の皆さんは、内陸線を中心に何とか地域を盛り上げようと頑張っています。地域の方々の頑張りに行政としても県と一緒になって後押しをしていきたいと思っています。どうかこれからも内陸線をよろしくお願いします」などとあいさつしました。このあと、高所作業車からバター餅の餅まきを行い、オープンを祝いました。
会場の阿仁合駅周辺には、パトカーや白バイ、自衛隊車両、地震体験車など多彩な乗り物が展示され、子どもたちが、お目当ての乗り物を回っては、座席で乗り心地を確かめたり、運転手気分に浸ったり、消防や自衛隊、航空会社などの子ども用制服を着せてもらいながら写真を撮ったりして楽しんでいました。高所作業車や木製ロールスロイスの試乗、秋田内陸線の軌道バイク乗車体験には順番待ちの列ができる盛況となりました。
また、飲食・物販コーナーとして出店が並んだほか、阿仁熊牧場「くまくま園」で今年生まれた子グマとの触れ合いや、「ないりっくん」など市内外のご当地キャラクターが集まり、イベントに花を添えました。
このほか、特別協賛イベントとして、新企画の専念寺での振り向き如来像特別公開や近平商店でのこけしコレクション、明治時代に建てられた宮越商店や湊商店内蔵の特別公開、法華寺でのシタールコンサートなど、阿仁合駅周辺では様々なイベントが行われ、地域を盛り上げました。