2017年04月12日
コンテンツ番号3601
長岐直介さんと宮野恵子さんが再任
人権擁護委員の再任に伴う委嘱状の伝達式が、4月12日(水)に市役所で行われ、津谷市長が法務大臣からの委嘱状を長岐直介さん(68歳、七日市)と宮野恵子さん(67歳、綴子)に手渡しました。
人権擁護委員は、市町村の区域で人権擁護活動を行う法務大臣から委嘱された民間の人たちです。この制度は、地域住民の中から人格見識の優れた人たちを選び、その協力を得て、国民の日常生活の中で人権尊重思想の普及高揚を図るとともに、人権侵害による被害者を救済し、人権を擁護していくという考えから設けられたものです。
伝達式では、津谷市長が長岐さんと宮野さんに委嘱状を手渡したあと「2人とも平成23年度から大切な役割を担っていただき、他にも様々な分野できめ細かい相談活動をされていることへ感謝します。大変な役割ではありますが、行政が手の届かない部分を地域の方々に寄り添ってこられました。市民が安全・安心に暮らせる地域づくりのために、これまで以上にお力添えをお願いします」などとあいさつしました。
長岐さんは昭和42年に鷹巣町役場職員として採用され、中央公民館長、鷹巣図書館長、交流センター所長などを歴任し、平成21年3月に定年退職されました。人権擁護委員は平成23年4月に初就任し、他にも秋田県保護司会連合会監事、おさるべ元気クラブ代表などを務められています。
宮野さんは昭和55年に秋田県教諭として採用され、市内では鷹巣西小学校、鷹巣南小学校、竜森小学校、綴子小学校、鷹巣東小学校に勤務し、平成22年3月に定年退職されました。人権擁護委員は平成23年4月に初就任し、他にも秋田県人権擁護委員連合会子ども人権委員などを務められています。
2人の再任による任期は平成29年4月1日から平成32年3月31日までとなっています。
北秋田市人権擁護委員は現在14名。もし日常生活の中で、これは人権問題ではないだろうかと感じたり、法律上どのようになるのかわからなくて困ったりしたときは、お気軽に近くの人権擁護委員または法務局にご相談ください。