2017年04月22日
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春の訪れとともに陸上シーズン始まる
今シーズンの陸上競技の幕開けを告げる第55回河田杯マラソン・大館北秋田ロードレース大会が4月22日(土)に市役所前をスタート・ゴール地点として行われ、市内外から161人の選手が参加し、健脚を競い合いました。
同大会は、北秋田市、北秋田市教育委員会、大館北秋田陸上競技協会の主催で、戦前から長距離ランナーとして全国的に知られた旧鷹巣町の故・河田康雄さん(1909‐1987)の意志を継承し、時代を担う選手の育成と多くの人々にマラソンを楽しんでもらおうと開催されているもので、今年で55回目を数えます。
旧中央公民館で行われた開会式では、はじめに主催者を代表して岸 肇大会会長と津谷市長があいさつしました。そのうち津谷市長は「今年も盛大に開催されることにお祝いを申し上げるとともに、参加される多くの選手を心から歓迎する。この大会は旧鷹巣町において戦前から長距離ランナーとして活躍された河田康雄さんを称えるとともに、すばらしい先輩に続いてほしいという意味で開かれている大会です。冬が終わって旧中央公民館前の桜の花も咲き、春の訪れとともに、陸上シーズンがやってきました。これまで積み重ねてきた練習の成果を遺憾なく発揮し、自己ベストを目指して頑張っていただきたい」などと激励したほか、5月31日に行われる「チャレンジデー2017」のPRと、3大会連続金メダルを目指して多くの方の参加を求めました。
このあと、来賓として出席した北秋田市議会の松尾秀一議長、北秋田市体育協会の工藤清一理事長、秋田県議会の近藤健一郎副議長、市教育委員会の三澤仁教育長のうち、松尾議長と工藤理事長が激励のあいさつを述べました。開会式の最後に行われた選手宣誓では、選手を代表して鷹巣中学校3年の鈴木翼(つばさ)さんが「今年の大会のスタートとして、自分の目標やチームの目標に対する強い気持ちが見える走りをすることを誓う」と大きな声で宣誓しました。
大会は小学校男女が1,5キロ、中学校女子・一般女子が3キロ、中学校男子・高校女子・壮年男子(40歳以上)が5キロ、高校男子・一般男子(29歳以上)・壮年男子(30歳以上)が10キロのコースで行われました。
この日の早朝は雨が降り、肌寒い気温と風が吹くあいにくの天候でしたが、レース直前には晴天となり、選手たちは冬場に鍛えた成果を思う存分発揮し、競い合っていました。
コース距離 | 成績 | ||
---|---|---|---|
1.5km | 小学校男子 | 小学校女子 | |
3.0km | 中学校女子 | 一般女子 | |
5.0km | 中学校男子 | 高校女子 |
壮年男子 (40歳以上) |
10.0km | 高校男子 |
一般男子 (29歳以下) |
壮年男子 (30歳~39歳) |