2017年04月28日
コンテンツ番号3592
津谷市長はじめ幹部職員が労をねぎらう
4月30日で退任する三澤仁教育長の退任式が、4月28日(金)に市役所で行われ、参集した幹部職員に対し、退任のあいさつをしました。
三澤教育長は、北秋田市出身で昭和21年11月生まれの70歳。秋田大学教育学部を卒業し、昭和47年に秋田県教員に採用され、鷹巣中学校、合川中学校、森吉中学校、浦田小学校校長、北教育事務所長、鷹巣南中学校校長などを歴任。平成15年8月に旧鷹巣町教育長、合併後は平成17年3月から平成21年4月、平成21年5月から平成29年4月まで北秋田市教育長を務めました。
退任式で、津谷市長は「旧鷹巣町の時から今日に至るまで13年8ヵ月の長い間教育行政を牽引していただいた。少子化が進んだことから、学校の統廃合をしなければならず、4つの大きな統廃合を成し遂げていただいた。この他にも、中心市街地活性化のために市民ふれあいプラザコムコムと縄文館の建設にもご尽力していただいた。ハード面だけでなく、地域の子どもたちの学力向上、先生方への指導、リフレッシュ学園の教育留学などソフト面においても一生懸命頑張っていただいた。三澤教育長は、どんなときも子どもたちに大きなあいさつをしていたのが印象的だった。これほど存在感のある教育長を子どもたちは忘れないと思う。健康に留意され、これまで培ってきた経験を後身の方々のためにご指導いただければと思う。また、今まで支えてくださったご家族にも留意して今後の人生を歩んでいただきたい」などと感謝の言葉を述べました。
続いて、三澤教育長は「13年8ヵ月を振り返ってみると、短かったように感じる。統廃合により多くの学校が減り、とても残念だが、今の子どもたちはたいへん立派。立ち止まってあいさつ・大きな返事・靴を自分の靴箱に置くの3つを指導してきたが、子どもたちはみんなできている。このように心の整った子どもたちが増えてきたことによって、学力も大きく向上できたのではないかと思う。真剣に自分の目標に向かって努力できる子どもたちが増えてきたことに、北秋田市の将来を子どもたちに任せてもよいと強く思っている。北秋田市には財産がたくさんあります。この財産を子どもたちに受け継いでいってもらえるよう、また希望を与えられるよう、職員の皆さんには頑張っていただきたい」などと退任にあたり、あいさつを述べました。