2017年04月29日
コンテンツ番号3591
カピバラとのふれあいなど、多彩な催しで盛り上げる
くまくま園が、4月29日(土)に今期の営業を開始し、訪れた家族連れや子どもたちなどがツキノワグマの赤ちゃんと触れあったり、大きなヒグマを観察したりして楽しみました。
現在くまくま園では、ツキノワグマ50頭(うち子グマ7頭)、ヒグマ17頭を飼育しており、昨年度から市が直接運営しています。
10時から行われた開園セレモニーでは、はじめに主催者を代表して津谷永光市長が「くまくま園を通して、動物を大事にする気持ち、命を守る気持ちを学んでいただきたい。ゴールデンウィークは、カピバラとのふれあいや遊遊ガーデンが開かれる。色んな企画を催すので、たくさんの方々に何度も足を運んでいただきたい」などとあいさつ。
つづいて、来賓を代表して秋田県生活環境部の伊藤譲参事兼課長が「くまくま園は、動物愛護施設として、世界でも稀な施設。この貴重な施設を全国、世界に情報発信していきたい。今後は北秋田市や地元の企業と連携して、教育体験の実施や園内ガイドの推進にも力を入れていく」などと、また、マタギの里観光開発(株)の仲澤弘昭代表取締役は「ゴールデンウィーク中、マタギの湯や道の駅あにでも様々な割引セットを用意し、多くの方がくまくま園に来ていただけるよう努力している。たくさんの方々にご利用いただきたい」などとあいさつを述べました。
このあと、地元の大阿仁保育園の園児が開園にあたり応援のメッセージとダンスを披露してセレモニーを盛り上げました。最後に津谷市長や小松園長、来賓の方々がテープカットを行い、開園を祝いました。
この日はあいにくの雨でしたが、オープンを待ちわびた地元の保育園児や家族連れが次々と入園し、おねだり上手なツキノワグマに餌を与えたり、体長2メートルを超えるヒグマの大きさに驚いたりしていました。特に人気だったのが、ツキノワグマの赤ちゃんとのふれあいコーナーで、来場者は愛くるしい姿に「かわいい」と声を上げながら、優しく触れたり、写真を撮ったりしてとても可愛がっていました。
また、この日は北秋田市へふるさと納税をしていただいている、東京都在住の四月朔日(わたぬき)さん夫婦が来園し、「子グマと触れあえてとても楽しかった。ぜひまた来たい」と話していました。
遊遊ガーデンに渓流釣り体験ができる釣堀がオープン【期間限定】
5月4日には、マタギの里イベントとして、遊遊ガーデンにイワナの渓流釣りが体験できる釣堀がオープンしました。
この日は好天のもと昼頃には、約70人の家族連れの観光客などが施設内を流れる川に釣り糸をたれて、イワナが釣竿の餌に食いつくのをのんびり待ったり、魚影を追ったりして楽しんでいました。見事にイワナが釣れると周囲では歓声が上がり、家族で喜ぶ光景が見られました。
釣れたイワナは、持ち帰ることもできますが、近くのバーベキューハウスで串焼きにして、味わうことができます。
釣堀は、ゴールデンウィーク期間中の5月4・5・6日(10時~15時)の限定実施。利用料金は、一人1,000円(釣竿、餌付)ですが、くまくま園の入場券の半券を提示すると500円で利用できます。
くまくま園からのお帰りの際には、ぜひお立ち寄りください。
くまくま園
開園時間9時~16時(最終入園=閉館30分前)
開園期間4月29日~11月上旬※無休
入場料大人700円、小・中学生200円、幼児無料
※団体(15名以上)は100円引き
オープンイベント
4月29・30日、5月3日~7日
- こぐまのふれあい(10時,12時,14時)
- ひぐま放飼場探検(11時30分~12時)
- カピバラふれあいコーナー※4月30日、5月4日
- 遊遊ガーデン釣り堀(10時~15時)※5月4日~6日
おひとり様1,000円(竿、エサ付き)のところ、くまくま園入園券の半券1枚につき500円で体験できます(おひとり様3匹まで)