2017年03月04日
コンテンツ番号3587
栄光をたたえ更なる活躍に期待
一般財団法人北秋田市体育協会(成田昭夫会長)主催の平成28年度北秋田市スポーツ賞表彰式が、3月5日(土)に文化会館で行われ、この1年間にスポーツで好成績を収めた22団体、個人117人に栄光賞や奨励賞などの各賞が授与されました。
表彰式では、長きにわたり団体や競技の強化育成にあたられた5人に功労賞が、生涯スポーツの振興に寄与された3人に生涯スポーツ賞が贈られました。
また、全国大会や東北大会等で優秀な成績を収めたとして、3人に「特別栄光賞」が贈られたほか、「栄光賞」を受賞した個人(40人)及び団体(15団体)、「奨励賞」を受賞した個人(66人)及び団体(7団体)に表彰状が手渡されました。
表彰のあと、主催者を代表して成田会長が「本日、受賞された256人に心よりお祝い申し上げる。今年度は、鷹巣中学校女子駅伝が全県4連覇、全県スキーリレーでは合川中学校が男女ともに優勝し、秋田北鷹高校はフェンシング部が全国3位、女子駅伝も全県初優勝を果たすなど、皆さんの活躍は数えきれず、2020年の東京オリンピックに出場する選手が、ここから育ってほしいという大きな夢を抱いている。体育協会は市民の皆さんがスポーツを生涯にわたり親しみ、人とのつながりを深め合いながら、健康で生きがいのある日々を過ごせるよう一翼を担っていく。今日の表彰式を機に皆さんが健全な精神を持ち、活躍することを祈念している」などとあいさつ。
続いて、来賓の三澤仁教育長、秋田県議会の近藤健一郎副議長がそれぞれ祝辞を述べ、「受賞された皆さんの活躍は北秋田市民の誇りであり、私たちに勇気と活力を与えてくれた。この結果の陰には、日々自分を奮い立たせ、汗と涙を流した努力の積み重ねがあり、その試練を乗り越えた勝利の喜びは人一倍だったと思う。この度の受賞を機に更なる活躍を期待している」、「たくさんの方がすばらしい成績を収めていることに感銘を受けているとともに、あらためてこの地域が、いかにスポーツが盛んであるかを感じている。県では『スポーツ立県あきた』を宣言し、さまざまな取組みを進めており、ようやくその成果が出始めている。今後もジュニアから成年まで幅広く補助していくので、これからも頑張ってもらいたい」などと、更なる活躍に期待を寄せました。
最後に、受賞者を代表し、功労賞を受賞した吉岡興さんが「本日は、名誉ある貴重な賞をいただき感謝申し上げる。77歳になったが、こうして健康でいられるのも若い頃からスポーツに親しんできたからと感じている。小学生からラケットを振り回し、70年のテニス歴があるが、先輩たちを見ると90歳を過ぎても続けている方もおり、私も負けないよう100歳になってもラケットを握っていたいと思っている。栄光賞や奨励賞を受賞した方々が更に活躍し、北秋田市、秋田県のスポーツ熱が上がることを多くの方々が期待しているが、そのことを誰よりも強く思っているは、受賞者であることをお伝えしてお礼の言葉とする」などと謝辞を述べました。