2017年03月22日
コンテンツ番号3576
今後10年間の総合的な健康づくりの指標に
この計画は、すべての市民が生涯にわたり心豊かに生活できるよう、総合的な健康づくりを推進していくための指標となるもので、「健康日本21(第2次)」と「第2期健康秋田21」、「第2次北秋田市総合計画」を踏まえた、平成29年度から平成38年度までの10年間の計画案となっています。
計画のスローガンに「広げよう健康な笑顔~支えますあなたの心と体の健康を~」を掲げ、計画の基本を「社会全体が相互に支え合いながら、市民の健康寿命を延ばし、市民一人一人が生活の質を高め心豊かに暮らすこと」とし、妊娠期・乳幼児期・学童思春期・青年期・壮年期・高齢期など、ライフステージ別に評価と課題が示されているほか、目標やその目標達成に向けた取り組みなどが盛り込まれています。
この日、市役所を訪れた奈良委員長は、答申書を津谷市長に手渡し「委員と市職員が同じ目線に立って議論できたことで、良い形で進めることができた。少子高齢化問題、少子化は問題があるかもしれないが、高齢化に問題はない。何歳になっても元気に過ごしていくことに目を向けていくことが必要」などと、健康寿命を延ばす取り組みの重要性を強調しました。
答申を受け、津谷市長は「高齢化社会の中で、いかに健康に過ごしてもらえるかが重要であり、その指針となる計画を答申いただき感謝申し上げる。子どもが生まれる前から高齢の方まで、ライフステージ別に健診や予防接種、心身の健康づくりなど、良くまとめていただいている。これを基にしっかりとした形にしていきたい」などと感謝の意を表しました。