2017年03月24日
コンテンツ番号3575
保育料の算定誤りを陳謝
市長の記者会見が、3月24日(金)に市役所本庁舎で行われ、森吉山阿仁スキー場のピステンツアーや第6回BM-1グランプリの開催、保育料算定誤りになどについて説明しました。
会見の要旨は次のとおりです。
1.森吉山阿仁スキー場の「ピステンツアー」と「春スキーのコンドラ運行」について(阿仁スキー場HP)
毎年好評の森吉山阿仁スキー場の「ピステンツアー」と「春スキーのゴンドラ運行」を3月27日(月)から行うことにしました。
スキー場の冬季営業が3月26日(日)で終了することから、まだ雪の残る森吉山を引き続き楽しんでもらうために実施するものです。
ピステンツアーは、阿仁スキー場ゴンドラ山麓駅舎から標高1200メートルの樹氷平まで、平日に限り1日3便を4月末まで運行する予定です。春スキーのコンドラ運行は、土曜日と日曜日、そしてゴールデンウィーク期間までの予定です。
雪が無くなり次第運行は終了となりますが、この期間中は晴れ間が多いことから、ぜひとも、透き通った青い空と真っ白な残雪のコントラストによる、春山の絶景を楽しんでいただきたいと思います。また、ゴンドラ運行日に合わせて、コンドラ山麓駅舎のレストランも営業する予定になっていますので、こちらもご利用をお願いします。
2.第6回BM-1グランプリの開催について
家庭自慢のバター餅の味を競い合う「第6回BM-1グランプリ」が、4月28日(金)午前10時30分より、クウィンス森吉を会場に開催されます。
今回も、従来の決められた食材のみを使用する「クラシカル部門」と、ほかの食材を加え工夫を凝らしたバター餅に仕上げる「アレンジ部門」の2部門で競い合っていただくことにしています。
当日は、一般の皆さんも審査員として参加できますし、来場いただいた方を対象として抽選会も行いますので、楽しみにしてもらいたいと考えています。
3.北秋田市民ふれあいプラザコムコム、伊勢堂岱縄文館のオープン1周年記念事業について
昨年4月に完成した「北秋田市民ふれあいプラザコムコム」と「伊勢堂岱縄文館」のオープン1周年記念事業が、4月30日(日)午後1時30分から市民ふれあいプラザコムコムを会場に行います。
伊勢堂岱縄文館は、遺跡ワーキンググループやジュニアボランティアガイドによるガイドが好評で、全国から1万人を超える方々に来場していただいています。また、市民ふれあいプラザコムコムも、入館者が22万人を越え、先月からは子育て世代への支援として、ねまーる広場での一時預かりを開始しました。
記念事業では、縄文館で流している映像を監修された國學院大學名誉教授で縄文文化研究の権威である小林達雄先生と、映像ナレーションを担当された元NHKエクゼクティプアナウンサーの加賀見幸子さんよる対談を行うほか、その映像に出演されている「桜月流 美劔道(おうげつりゅう みつるぎどう)」という劇団が伊勢堂岱をイメージした舞を披露することになっています。
対談の内容は、縄文時代やストーンサークルをキーワードに、現代を生きる私たちのルーツを探るものであり、舞を披露する桜月流美劔道は、俳優の堺正人さんが立ち回りの指導を受けた劇団でもあると伺っています。
両施設の1周年の節目を祝うとともに、当市のゴールデンウィークイベントの一つとして、ぜひ多くの皆さんの来場をお願いします。
4.要保護世帯の保育所等利用者負担額(保育料)の算定誤りについて
保育料の算定にあたっては、ひとり親世帯または障がい児(者)が同居する世帯について保育料の一部を軽減するとされていますが、平成29年度の保育料算定の事前確認作業中に、平成28年度は障がい者が同居していない扱いとなっていた方から障がい者と同居している申請があり、平成28年度の保育料算定誤りが判明しました。
同様のケースがないか調査したところ、平成24年度から平成28年度までに12世帯、児童数15人について軽減されていないことが確認され、その中には、申請書に障がい者と同居の記載がないなどにより、事務的に確認が困難だったものや、市の入力ミスによるものなどが混在していましたが、詳細な確認の結果、市の対応に不備があったものが5世帯、児童数6人、軽減すべき金額が21万8250円あったことが判明しました。
ご報告とともにお詫び申し上げます。
対象になられた方には、お詫びと差額の還付のご案内をして、速やかに還付手続きを進めます。また、申請書に記載がないなどにより軽減されていなかった方についても、市側の説明不足があったとして、入所事項変更届を提出していただき、同様に還付手続きを進めます。
今後は、入力チェックシートによる複数のチェック体制を整えるとともに、申請様式についても保護者にわかりやすい様式への変更に取り組み、適正な事務処理に努めます。