2017年01月01日
コンテンツ番号3551
白い息弾ませ走り初め
新年恒例の北秋田市元旦マラソンが、1月1日(日)に市役所周辺の市道をコースに行われ、幼児から一般まで約250人が参加して、今年の走り初めを楽しみました。
北秋田市元旦マラソンは、昭和57年にスポーツ日本新聞社の元旦マラソンに参加する形で旧鷹巣町教育委員会と旧鷹巣町陸上競技協会が主催し始まったもの。現在は北秋田市陸上競技協会が、スポーツを通じて市民の体力向上と友愛協力の心を養い、健康で豊かなまちづくりに寄与することを目的に行っており、今回が36回目の開催になります。
旧中央公民館で行われた開会式では、はじめに戸嶋悦男会長が「昨年、北秋田市から秋田北鷹高校の女子駅伝、鷹巣中学校の女子駅伝が全国大会に出場したことは、本当にすばらしいこと。今年は天気のよい元旦を迎えたが、コースは凍結しているところもあるので、カーブではスピードを落として、転ばないように注意してほしい。一人もリタイヤすることなく全員完走を目指して頑張ってもらいたい」などとあいさつを述べました。
このあと、来賓の津谷市長と北秋田市議会の松尾秀一議長、北秋田市体育協会の成田昭夫会長が祝辞を述べ、このうち津谷市長は「昨年、北秋田市ではスポーツの明るい話題がたくさんあった。秋田北鷹高校女子スキー部の全国大会優勝や大相撲の豪風関が県民栄誉章を受章、鷹巣中学校と秋田北鷹高校の女子駅伝が全国大会へ出場したことは、北秋田市民に大きな感動を与えてくれた。本当に誇りに思うし感謝したい。今日は、怪我のないように、悔いのないように走ってもらいたい」などと参加者たちを激励しました。
また、鷹巣中学校駅伝女子チームと秋田北鷹高校駅伝女子チームが全国駅伝大会の結果を報告。鷹巣中学校主将の萩野さくらさんが「全国大会の結果は45位と悔しいものでしたが、これで終わりではありません。すでに新チームが来年に向けて始動しています。たくさんの応援ありがとうございました」などと感謝の気持ちを表しました。続いて、秋田北鷹高校主将の藤田正由加さんが「全国大会の結果は34位と悔しいものでした。私たちは1、2年の若いチームですが、来年も出場できるという自信はまだありません。他校のチームの追い上げに負けずに、自分たちが都大路で経験した悔しさ厳しさを胸に刻み、今年の全国大会に向けて頑張っていきたいです。たくさんのご支援、応援ありがとうございました」などと今年の意気込みを表しました。
元旦マラソンは、距離2キロのファミリーコースと4キロのチャレンジコースの2種目。いずれも市役所東側の市道をスタートし、宮前町・旭町を通り市役所東側に戻る2キロの周回コースで行われ、4キロは2周します。
この日は、開会式のときには日が差してマラソン日和の天気でしたが、スタート時には雪が降り出し肌寒い状況。午前10時30分の号砲とともにスタートラインから勢いよく駆け出したランナーたちは、沿道の家族や友人から声援を受け、白い息を弾ませながらも思い思いのペースで走り、新年の走り初めを楽しみながらゴール目指しました。