2017年01月02日
コンテンツ番号3550
今年1年の安全と地域発展を祈願
新春恒例の大太鼓叩き初めが、1月2日(月)に大太鼓の館で行われ、4張りの綴子大太鼓が大音響をとどろかせ、今年1年の安全と地域発展を願いました。
大太鼓叩き初めは、大太鼓の館と物産館への誘客、施設での無事故や市の発展などを祈願するため毎年1月2日に行われており、この日は綴子上町・下町の大太鼓保存会、市、市議会、観光・物産関係者が出席したほか、一般関係者も含め約100人がセレモニーを見守りました。
はじめに神事が執り行われ、4張りの大太鼓の前に設けられた祭壇に津谷市長ほか参列者がそれぞれ玉ぐしを奉天し、今年の安全と地域発展などを祈願しました。
神事のあと、津谷市長は「叩き初めは上町、下町の大太鼓が勢ぞろいして叩くのを聞くことができる貴重なチャンス。参加者の皆さんにも大太鼓を叩いていただき、1年の幸運を願う叩き初めとなることを祈念する」などと新年のあいさつを述べました。
続いて、上町・下町大太鼓保存会を代表して上町大太鼓保存会の石川仁司会長が「今日の叩き初め、大太鼓のごう音に乗せて幸運が2倍にも3倍にも膨れ上がり、北秋田市の発展と大太鼓の館の集客に貢献できればと思う」などとあいさつを述べました。
このあと、上町大太鼓保存会が「朝日山」と「輪打ち」、下町大太鼓保存会が「ぶっこみ」と「もみじ」をそれぞれ演奏。そして、両保存会による合同の「街道下り」が打ち鳴らされ、雷鳴のように響き渡る大太鼓の音に来場者たちは驚いた様子でした。
叩き初めのあと、ふれあい太鼓体験が行われ、帰省中の家族連れなどが保存会会員の手ほどきを受けながら、長さが1メートルもあるバチを使って実際に大太鼓を叩いてみたり、記念撮影をしながら楽しんでいました。