2017年01月04日
コンテンツ番号3549
柔軟な発想とこれまで以上の積極性を
平成29年の仕事始めを迎えた1月4日(水)に市役所本庁舎で、津谷市長が幹部職員ら約100人を前に年頭の訓示を行いました。
はじめに津谷市長は「昨年、将来の北秋田市の核となる第2次北秋田市総合計画が動き始め、市民ふれあいプラザコムコムや伊勢堂岱遺跡縄文館のオープン、日沿道鷹巣インターチェンジの開通など、北秋田市の活性化に向かい大きな変化のある年であった。また、2月の秋田北鷹高校女子チームの全国高校スキー大会リレーと学校対抗での優勝を皮切りに、8月には豪風関の県民栄誉章受章、暮れには統合して初となる秋田北鷹高校女子駅伝チームの全国高校駅伝大会出場、鷹巣中学校女子駅伝チームの全国中学校駅伝大会4年連続出場など、市民に大きな希望と感動を与え、スポーツの分野でも記憶に残る輝かしい一年であった」などと昨年を振り返り、職員の勤務姿勢については「秋田県第2位の広大な面積を持つ当市での、水害はじめ様々な有事の際の全職員あげての対応や、皆さんの日々の仕事ぶりに、市民からお褒めの言葉をいただくこともあり、皆さんの頑張りに敬意を表したい」と述べた一方、「昨年、事務処理のミスに対する会計検査院の指摘で、補助金の返還という誠に残念な事例があった。市民の信頼回復に向け、職員一人一人が襟を正し、常にチェックと情報の共有により適正な事務処理を心がけるよう強く望む」と注意を喚起しました。
また、新年に向けては「新年度には、北秋田市に2つ目となるインターチェンジが大館能代空港に開設され、昨年11月に実現した大館能代空港への国内チャーター便の更なる増発も期待されている。このような新たな動きによって、「ひと」・「もの」の流れは流動化していくが、何もせずに良い方向に向かっていくとは限らない。インフラが整備されても、それをどう生かしていくかを官と民がお互いに知恵を出し合い、協力し合いながら成果を生み出していかなければならない」などと強調し、さらに「秋田県、北秋田市にとって、本年の最重要課題は、人口減少にどう立ち向かうかであり、北秋田市総合計画と北秋田市まち・ひと・しごと創生総合戦略を着実に成し遂げていくため、市職員の柔軟な発想やこれまで以上の積極性を示してほしい。人まかせや消極的な姿勢に陥ることなく、自分たちの北秋田市を将来にわたり希望の持てる住みよいまちにしていけるかを真剣に考え、自ら積極的に提案してもらいたい」と奮起を促しました。
最後に「子供たちが夢と希望と誇りを持ち、暮らしていける北秋田市をしっかりと次の世代に引き継げるよう、私も持てる力を振り絞り皆さんと力を合わせて働く覚悟です。今年1年の皆さんの頑張りを期待しています」と呼びかけました。