2017年01月07日
コンテンツ番号3547
一年の安全を願い、隊員の意識統一を図る
防犯指導隊査閲式(1月7日、阿仁ふるさと文化センター)
北秋田地区交通指導隊連合会(柏木良二会長、隊員47人)と北秋田地区防犯指導隊連合会(畠山東会長、隊員43人)の安全祈願式及び査閲式が、1月7日(土)に阿仁ふるさと文化センターで行われ、今年一年の安全を祈願するとともに隊員の意識統一を図りました。
北秋田地区交通指導隊連合会は、北秋田市と上小阿仁村の交通指導隊で組織され平成18年3月に発足。交通指導隊の適正な運営とともに、北秋田警察署管内における交通安全運動の推進に取り組んでいます。現在の隊員数は、北秋田市41人、上小阿仁村6人の47人で、この日は26人が参加しました。
また、北秋田地区防犯指導隊も交通指導隊と同様に、市と村の防犯指導隊で組織され平成18年3月に発足。犯罪のない明るい社会をめざして管内における地域住民の防犯意識の高揚とともにパトロール等の防犯活動に取り組んでいます。現在の隊員数は、北秋田市38人、上小阿仁村5人の43人で、この日は28人が参加しました。
交通指導隊の査閲式では、柏木会長、津谷市長、小林悦次上小阿仁村長、須藤晴彦北秋田警察署長による査閲が行われ、このあと3人の査閲官がそれぞれ激励の言葉を述べました。このうち津谷市長は「交通指導隊員の皆さんには、冬の厳しい寒さや夏の猛暑の中でも交通安全のため、献身的に努力されていることに心から敬意と感謝を申し上げる。地域の交通事故状況をみると、近年は死亡事故が増えており、特に高齢者の事故が増えている。交通事故を無くすには、地域の方々の交通安全の意識を高めることが重要であり、その役割を担う皆さんには、その責任の重さを自覚していただきながら、健康に気を付けて頑張ってもらいたい。今年一年の皆さんのご健勝と益々のご活躍、この地区で事故が1件も起こらないことを祈念している」などと激励しました。
最後に、交通指導隊連合会の珠井優子隊員が「交通事故を無くすことは地域住民の共通の願い。我々交通指導隊員は、悲惨な交通事故死ゼロを願い、交通安全の重要性を広く地域住民に浸透させるため、関係する機関や団体と連携を図りながら、『子どもと高齢者の交通事故防止』、『飲酒運転の根絶』、『シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底』の三つについて全力で取り組む」と決意を述べました。
一方、防犯指導隊査閲式では、査閲のあと津谷市長、小林村長、須藤署長がそれぞれあいさつを述べ、このうち津谷市長は「皆さんには、お忙しい中で防犯指導隊という高い志を持ち、地域の安全安心のため、一丸となって頑張っていただき、心から敬意と感謝を申し上げる。昨年は市内でも盗難や高額な詐欺被害があり、行政としても通話録音装置の無料貸し出しや、12月には防犯カメラの設置するなどして対策を進めてる。しかし、一番大事なのは市民一人一人の防犯意識であり、防犯指導隊の皆さんの今後益々の活動が効果を生むものと期待している。健康には十分に留意していただきながら、犯罪の未然防止のため、より一層、力を入れてもらえるよう、そして今年一年のご健勝とご活躍、北秋田地区防犯指導隊の発展を心から祈念している」などと激励の言葉を述べました。
最後に、防犯指導隊連合会の畠山会長は「皆さんからの激励の言葉を胸に、なお一層、活動に励んでいく。先ほど神前で地域の無事故、犯罪の無い明るい社会を願うとともに、隊員一丸となって頑張っていくことを誓った。今年一年、心を一つにして警察署をはじめ、行政や関係団体と連携を密にして、なお一層、防犯活動に努める」などと決意を述べました。