2017年01月16日
コンテンツ番号3541
三浦欽一さんが再任
人権擁護委員の再任に伴う委嘱状の伝達式が、1月16日(月)に市役所で行われ、津谷市長が法務大臣からの委嘱状を三浦欽一さん(72歳・三木田)に手渡しました。
人権擁護委員は、地域の皆さんから人権相談を受け、問題解決のお手伝いや法務局の職員と協力して人権侵害による被害者の救済、地域の皆さんに人権について関心を持ってもらえるよう啓発活動を行う民間ボランティアです。
委員は、公平かつ客観的な立場で物事を判断することができ、広く社会の実情に通じ、人権擁護について深い理解のある人でなければなりません。そのため選任にあたっては、市長が人権擁護委員にふさわしい地域の候補者を選び、議会の意見を聞いたうえで法務局へ推薦し、さらに法務局において弁護士会および人権擁護委員連合会に意見を求めて検討したあと、法務大臣から委嘱されます。
この度、再任された三浦さんは、昭和54年から森吉地区少年保護育成委員会の委員として、各イベント等で啓発活動などを積極的に行ない、さらに平成8年からは副会長、平成27年からは運営委員を務められています。 平成17年に北秋田市を退職したあとも、平成18年から社会福祉法人秋田県民生協会評議員、平成19年から北秋田市立合川中学校学校評議員、平成21年から大館人権擁護委員協議会常務委員、平成22年から北秋田市社会福祉協議会心配ごと相談員など、今回の再任で4期目になる人権擁護委員も含め、現在も多くの委員などを務めながら活躍されています。
この日の伝達式では、津谷市長が三浦さんに委嘱状を手渡し「三浦さんには、平成20年から3期にわたり人権擁護委員を務めていただいておりますが、またご難儀をおかけすることになります。これまでも地域の方々、特に子どもやお年寄りなど生活に不安を抱えている方々に、親身になって相談活動をしていただきました。たいへんな相談もあると思いますが、これまでの経験を生かし、そのような方々に救いの手を差し伸べてもらいたい。健康には十分に留意され、北秋田市そして地域のために頑張ってもらいたい」などとあいさつしました。
再任による任期は、平成29年1月1日から平成32年12月31日までです。