中嶋聡さんがオリックスの２軍監督就任を報告

監督としての活躍に期待

（2018年12月28日）

中嶋聡さんがオリックスの２軍監督就任を報告（12月18日、市役所）

プロ野球オリックスバファローズの２軍監督に就任する中嶋聡さんが、12月28日（金）に市役所を訪れ、津谷市長に来季の意気込みなどを語りました。

中嶋さんは、北秋田市鷹巣出身の49歳。1987年に鷹巣農林高校（現秋田北鷹高校）からドラフト３位で阪急ブレーブス（現オリックス・バファローズ）に入団し、西武ライオンズ、横浜ベイスターズ（現ＤｅＮＡ）を渡り歩き、2004年から北海道日本ハムファイターズでプレーし、2015年に現役を引退しました。2016年からは、日本ハムのチーム統括本部ゼネラルマネジャー特別補佐に就任し、業務提携球団である米大リーグのサンディエゴ・バドレスに２年間コーチ留学。帰国後の2017年10月には球団からバッテリー兼作戦コーチへの就任。今シーズン終了後に日本ハムを退団し、今月22日に来季のオリックスバファローズの２軍監督に就任することが発表されました。

現役時代は、強肩の捕手として知られ、1989年にゴールデングラブ賞を獲得。1995年にはベストナインに選出され、最優秀バッテリー賞も受賞しています。日本ハムでは、2006年に25年ぶりのリーグ優勝と44年ぶり日本一に貢献し、2007年からバッテリーコーチを兼任しながら、2015年には実働29年のプロ野球タイ記録を樹立しました。

この日、市役所を訪れた中嶋さんは、２軍監督就任にあたり「２軍は１軍に戦力を送り込むところ。アメリカでコーチ留学した時に学んだことは、技術を教えるより選手をどう使うかというところ。選手のいい所をどこまで伸ばしてあげれるかが大事。誰にでも１軍に上がれるチャンスを与え、何が足りないのかを明確に伝えたい」などと抱負を述べました。

津谷市長は「プロ野球界に中嶋さんのような地元出身の方がいることはとても誇らしい。２軍監督は１軍に選手を送り込む大事な役目。これからの活躍に期待している」などと激励しました。