2018年11月05日
コンテンツ番号3499
鷹巣浄化センター建設工事に関する基本協定の締結を可決
(2018年11月5日)
平成30年北秋田市議会第4回臨時会が、11月5日(月)に議事堂で開かれ、契約締結議案1件が上程され、原案のとおり可決されました。
臨時会には、鷹巣浄化センター建設工事の委託に関する基本協定の締結についての議案1件が上程され、審議されました。市が締結する契約については、予定価格1億5000万円以上の工事または請負について、議会の議決に付さなければならないことが条例で決められています。
この基本協定は、公共下水道鷹巣処理区の整備区域の拡大による流入汚水量の増加と、鷹巣浄化センターの隣地に建設中のし尿処理施設からのし尿受入れに対応するため、汚水処理施設の増設および既存施設の一部を改築するもので、契約の相手方は日本下水道事業団(辻原俊博理事長)、協定金額は8億7100万円、協定の期間を平成30年度から32年度として、各年度において実施協定を結び工事を進めるとしています。
議員からは「協定書の第4条では、予定概算事業費8億7100万円としている。契約金額を確定しないで概算で議決するのはおかしいのではないか。この金額が上限ということか」などと質疑がありました。
当局からは「協定を締結する日本下水道事業団が、実際に工事を行うのではなく、事業団が一般競争入札を行い建設業者を決めて工事を行うという内容の基本協定を締結する。これから入札行為があるので、あくまでも金額は確定ではないという捉え方で、概算という言葉を使っている。今後、年度ごとに実施協定を結ぶこととなるが、その場合も入札結果を反映して請差があると減額もあり得ることから、予定概算事業費としており、この金額が上限と考えている」などと答弁しました。
議案の採決は、簡易採決で行われ、全会一致で原案のとおり可決されました。