2018年11月16日
コンテンツ番号3495
地域防災力の向上に貢献
(2018年11月16日)
地域防災力の向上に取り組んでいる舟見町地域安全の会(成田光弘会長)が、11月16日(金)に市役所を訪れ、津谷市長に秋田県優良自主防災組織表彰の受賞を報告しました。
この表彰は、地域において、特に優れた防災活動を行っている自主防災組織を表彰し、その活動を広く紹介することで、県内の自主防災組織の充実・強化と地域防災力の向上を図ることを目的として行われています。
舟見町地域安全の会は、住民の隣保協同の精神に基づく自主的な防災活動を行うことにより、地震、洪水等による被害者の防止および軽減を図るとともに、地域の安全・安心を確保する目的で、平成25年4月に舟見町内の全世帯(275世帯)で結成されました。
この度の受賞は、地域住民の防災意識の高揚を図るため、避難訓練や炊き出し訓練、自主防災アドバイザーを招いての防災教室、消防署員による救命講習、子ども会による「火の用心」巡回など、毎年さまざまな活動を実施しているほか、地区内の地図に避難場所や消火栓の位置を表示した防災マップや防災広報誌を作成するなど独自の取り組みも展開し、地域防災力の向上に貢献したことが認められたものです。
この日は、成田会長と会員2人が報告に訪れ、成田会長が「当町内は転入者が多い中、地域の皆さんに協力してもらうことで、自主防災組織の活動が認められて、県知事表彰を受賞することができた。皆さんの自主的な協力に心から感謝したい」などと述べ、津谷市長に受賞を報告しました。
報告を受けた津谷市長は「舟見町の皆さんは、成田会長のリーダーシップのもと、地域のまとまりがよくて自主防災組織をはじめ様々な活動に取り組んでもらっている。これからも地域の輪と、人のつながりを大事に積極的に活動してもらいたい」などと述べ、これまでの活動をたたえました。