2018年11月19日
コンテンツ番号3492
株式会社みそらファームが受賞
(2018年11月19日)
ふるさと秋田農林水産大賞を受賞した株式会社みそらファームの若松一幸代表取締役が、11月19日(月)に市役所を訪れ、津谷市長に受賞を報告しました。
ふるさと秋田農林水産大賞は、地域農業のリーダーとして優れた取り組みを実践しているとして個人や団体が表彰されるもので、この度、株式会社みそらファームの経営実績が顕著であることが認められました。
株式会社みそらファームは、前田地区にて大規模な水田経営を展開しており、水稲のほかにも葉たばこや大豆、そばの栽培や餅加工も行っています。米は首都圏のスーパーや大手外食産業などを相手に全量契約栽培しています。クボタが開発した農場管理システム「クボタスマートシステム」を活用したほ場の一元管理により、情報や作業指示を「見える化」することで労働生産性の向上を図り、システムに対応した肥料を自動で調整する田植え機などの導入により、高品質で均一な米の安定生産が評価されました。また、複合部門の柱として、水稲と農繁期があまり競合しないことに着目して葉たばこ生産を行い、全自動移植機を導入するなど省力化栽培に取り組んでいます。
市役所を訪れた若松代表は「システムを用いた農場管理が評価された。使うほど便利で、どんどん活用している。利用者の需要を考えながら商品の販売方法を考案していくとともに、今後は中間管理事業を用い、地域の方へ声かけをしながら基盤整備を進めていきたい」などと述べました。
報告を受けた津谷市長は「すばらしい報告をしていただきうれしく思う。システムを使いこなすなど、大規模農業を行ううえで基本がしっかりとしており、さまざまな伸びしろを感じた。これから農業をやりたい方が増えることを願っている」などと受賞をたたえました。