2018年10月18日
コンテンツ番号3471
文化・教育・経済・観光などの交流促進
(2018年10月18日)
東京都国立市と本市との友好交流都市協定締結式が、10月18日(木)に県立北欧の杜公園パークセンターで行われ、国立市の永見理夫市長と津谷市長が、市民相互の交流により両市の親善と振興を目指す協定を締結し、さらに結びつきを深めていくことを誓い合いました。
国立市は、東京都のほぼ中央に位置し、人口は約7万5000人。面積は8・15平方キロメートルで全国で4番目にコンパクトな市です。また、一橋大学や東京女子体育大学のキャンパスがある学園都市でもあります。
国立市との交流は、昭和54年の旧合川町時代に始まった児童交流を契機に、行政と住民が一体となった交流が続けられてきました。近年では、平成26年に「合川まとび交流プロジェクト」で合川地区の伝統行事「万灯火」を「国立まと火」として実演したほか、27年には「災害時における相互応援協定」、29年には「交流に関する共同宣言」を締結するなど、これまで両市は友好的な交流を深めてきました。
協定書には「文化・教育・経済・観光等において広く市民の相互交流を図り、両市のさらなる親善と振興を念願する」などと記されており、具体的には教育交流として、まと火交流や短期教育留学、マタギの地惠体験学習会などの体験事業。文化交流として芸能文化を通じた連携、Gちゃんサミットなどの体験事業。産業交流として、国立市の商業祭「天下市」への参加を含めたイベント交流事業。農業交流として、田んぼアートの田植えや稲刈りの農業体験などの各分野で市民の相互交流を検討しています。
この日の締結式では、両市長が互いに署名した協定書を手に握手を交わしました。
このあと、永見国立市長が国立市の歴史や現在の街並みなどを紹介しながら「大館能代空港に降り立った瞬間に空気が凜としていて、北秋田は本当に恵まれた自然の中にあるということを肌身で感じることができた。今後も産業、文化、防災などさまざまな面で包括的な交流ができると両市民にとって、とても効果が高いと考えている。今日の協定締結を機に、両市の交流が深まり、お互いが影響を受け合い発展することで、地域の振興に結び付くよう努力したい」などとあいさつ。
続いて、津谷市長が北秋田市の自然や文化の魅力を紹介しながら「ようこそ北秋田市おいでくださいました。心から歓迎いたします。友好交流都市協定は、これまでの児童交流をさらに文化、教育、経済、観光の分野に交流の輪を広げていくという、大きな構想のもとに今回の締結に結びついた。北秋田市としては友好交流都市協定の締結は初めてのことで、どのように展開していくのか、とても楽しみにしている。これから、両市民のさまざまな交流が続くことを期待している」などとあいさつを述べ、両市のさらなる親善と振興を目指すことを確かめ合いました。
年 | 交流内容 |
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昭和53年 | 旧合川町農業あとつぎの会が国立祭に参加 |
昭和54年 | 旧合川町と国立市の児童交流が開始 |
平成元年 | 国立児童交流10周年式典 |
平成26年 | 合川まと火交流プロジェクト開始 |
平成27年11月18日 | 国立市と「災害時における相互応援協定」締結 |
平成29年11月3日 | 国立市と北秋田市の交流に関する共同宣言 |
平成30年7月22日 | 北秋田市・国立市なかま交流プロジェクト(北秋田市28人参加) |
平成30年9月2日 | 秋田県総合防災訓練(国立市職員2人参加) |
平成30年10月11日 | 国立市教育委員会北秋田市視察訪問(6人) |
平成30年10月18日 | 国立市・北秋田市友好交流都市協定締結式 |
年 | 内容 |
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平成30年11月3日 | 国立市天下市(北秋田市参加) |
平成30年11月6日 | 北秋田市教育委員会国立市訪問(8人) |