2018年10月20日
コンテンツ番号3467
ごちそう屋台が阿仁に集結
(2018年10月20日)
阿仁のごっつおまつりが、10月20日(土)に市役所阿仁庁舎前で開かれ、鮎の塩焼きや馬肉煮込みなどの内陸線沿線の名物や特産品などの出店が並び、大勢の来場者でにぎわいました。
このイベントは、阿仁合駅の開設80周年を記念して2016年から企画され、阿仁のごっつおまつり実行委員会(会長=吉田裕幸秋田内陸縦貫鉄道社長)が主催しているもので、今年で3回目の開催となります。
阿仁合駅は、旧国鉄阿仁合線の阿仁前田-阿仁合間の開通に伴い、1936年(昭和11年)に現在地に開設されました。秋田内陸線に転換後、1989年(平成元年)の鷹巣-角館間全線開通を機に、現在の三角屋根の駅舎に建て替えられました。北緯40度にある阿仁合地区のシンボルとして、2002年(平成14年)には東北の駅100選に選ばれています。
この日は、600個ものバターもちの餅まきを皮切りにイベントがスタートしました。会場では、アユの塩焼きや馬肉の煮込みなどが販売され、きのこ汁の無料振る舞いには長蛇の列ができていました。また、内陸線で来場した人を対象に仙北市産の西明寺栗が当たる抽選会も行われたほか、新米1キロがもらえる阿仁の街歩きスタンプラリーが行われ、参加者は阿仁の街めぐりを楽しんでいました。
ステージイベントとして、コウライザーショー、ダンスオデッセイやジブリ一家によるダンスパフォーマンス、森吉山麓火まつり太鼓やシタール&タブラコンサートなどで会場は大いに盛り上がりました。
また、専念寺の振り向き如来像や宮越邸が特別公開されたほか、パラリンピック正式種目のボッチャ体験やWAROCK(ワロック)体験ワークショップ、秋田犬ふれあいコーナーなど、晩秋の阿仁合駅周辺では様々なイベントが繰り広げられました。