第12回北秋田市産業祭

産業で創る 地域の魅力 未来へ進もう北秋田！

（2018年10月27日）

第12回北秋田市産業祭（10月27・28日、鷹巣体育館）

開会を祝いテープカット

第12回北秋田市産業祭が、10月27日（土）・28日（日）の２日間、鷹巣体育館を会場に行われ、農・工・商全般にわたる展示品の観覧や特産品を買い求める多くの市民でにぎわいました。

産業祭は、市全体の地場産業の振興や地域経済の活性化を図るため、市や商工会、ＪＡなどで作る実行委員会の主催で毎年行われているもので、今回で12回目を迎えます。今年のテーマは「産業で創る 地域の魅力 未来へ進もう北秋田！」。会場には65事業所が出展し、展示や販売を行ったほか、坊沢の早食い競争、山の芋とろろ飯大食い大会、北秋田市にゆかりのある俳優高橋克典さんのふるさと大使就任式など、多彩な催しが行われました。

27日の午前10時に体育館ステージで行われた開会セレモニーでは、主催者を代表して津谷市長が「産業祭を通じて地元の高い技術、生産物などを知ってもらい、地元に誇りを持つきっかけになればと思う。北秋田市の魅力を発見し、楽しい２日間にしてもらいたい」などとあいさつ。このあと、代表者によるテープカットで産業祭の開催を祝いました。

開会セレモニーのあと、体育館ステージでは農産物品評会表彰が行われ、今年の品評会に出展された農産物255点の中から、市長賞（２点）をはじめ、ＪＡ鷹巣町組合長賞（４点）、ＪＡあきた北央組合長賞（４点）、秋田県たばこ耕作組合長賞（１点）の１等賞に11点、２等に20点、３等賞に24点の計55点の農産物が選ばれました。この日は１等賞を受賞された方々に、津谷市長や各団体の代表者から賞状と記念品が手渡されました。

館内では、農産物の展示、事業者による企業製品の展示や販売、秋田北鷹高等学校の学校活動の紹介、秋田内陸線のＰＲ、鷹巣技術専門校展、自衛隊・警察広報展、市内の保育園の園児による絵画展などが行われたほか、サブ体育館の「びっくり商業祭」では、農産物やお菓子、スポーツ用品などが格安販売されました。また、出展している事業所を回りスタンプを集めると、射的や輪投げなどで遊べる「わくわく縁日スタンプラリー」は子どもたちに大人気で、連日長蛇の列になるほど大盛況となりました。

駐車場では、自衛隊・警察・消防車両展示、地震体験車コーナー、株式会社フジモトの重機の展示のほか、地元飲食店による屋台、秋田犬ふれあいコーナーが設けられ、大勢の来場者でにぎわいました。

また、ステージでは、恒例となった「坊沢の豆腐早食い競争」や「やまのいもとろろ飯大食い大会」のほか、「大根すりおろし選手権」といった来場者参加型のステージイベントが繰り広げられ、会場は大いに盛り上がりました。
28日には、俳優の高橋克典さんのふるさと大使就任式と、津谷市長と高橋さんによるトークショーが行われ、多くの方々が会場を訪れ、楽しいひとときを過ごしました。

ＢＭセレクション2018プロコンテストでは、エントリーした７事業所の中から一般審査員（来場者）先着300人による投票が行われ、「精まい家」、「鷹松堂」、「みうら庵」、「大川米屋」の４社がＢＩＧ４に選ばれました。ＢＩＧ４に選ばれた業者は、これから１年間、商品に認定シールを貼って販売することができるほか、バター餅のＰＲ行事などの際には、優先してそのバター餅が使用されることになっています。

産業祭のフィナーレでは、ＢＩＧ４のほか、ふるさと大使に就任した高橋克典さんらによる北あきたバター餅の餅まきが行われ、２日間にわたる産業祭の最後を盛大に締めくくりました。

農産物品評会１等賞受賞者の皆さん

ＢＭセレクション2018プロコンテストＢＩＧ４の皆さん

品評会出品作品の展示

鷹巣建設技能組合工作スペース

坊沢の豆腐早食い競争

山の芋とろろ飯大食い大会

びっくり商業祭

駐車場ではご当地グルメを堪能

フィナーレのバター餅の餅まき