2018年09月07日
コンテンツ番号3452
平成最後の敬老式で互いの長寿を祝う
(2018年9月7日)
平成30年度森吉地区の敬老式が、9月7日(金)に森吉総合スポーツセンターで開かれ、約430人が出席して長寿を祝いました。
今年の敬老式対象者は市全体で8,241人(男2,923人、女5,318人)、そのうち森吉地区の対象者は1,568人(男594人、女974人)でした。また、森吉地区で白寿を迎えられた方は3人、同じく米寿は88人、同じく75歳を迎えられ敬老者の仲間入りをした方は95人でした。
式典では、はじめに津谷市長が「私たちが笑顔で元気に生活できるのも、皆様が築き上げてきた礎があってのものであり、深く敬意と感謝を申し上げる。今日は、森吉地区で一緒に過ごしてきた仲間同士で思い出話や互いの近況を大いに語り合いながら楽しい時間を過ごしてもらいたい。今年は、伊勢堂岱遺跡を含む『北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群』が世界文化遺産の国内推薦候補となり、6年目の挑戦にして大きな一歩を踏み出した。一日でも早い世界遺産登録を目指したいと思っているので、これまで以上の応援をお願いしたい。また、森吉地区では、浜辺の歌音楽館が開館30周年という大きな節目を迎えたほか、絵かき歌で人気の『笑う岩偶』が大変注目を集めている。皆様が元気で健やかに暮らせるよう、豊かな経験と知識を活かし、まちづくりに協力してもらいたい」などとあいさつ。
続いて、米内沢小学校5年の鈴木蒼大(そうた)さんが「ぼくの大好きなおじいさん、おばあさん」と題した敬老作文を発表しました。おじいさんとおばあさんと遊んだ思い出を紹介し「これからはぼくがお世話になった分、二人が困っていたり、不自由にしていたら進んで助けてあげたいと思います。大好きな二人とこれからも仲良くしていきたいです」などと大好きなおじいさんとおばあさんへの想いを述べました。
このあと、新敬老及び米寿を迎えた方々への祝品を、津谷市長が新敬老代表の田中勇美さん(浦田)、白寿代表の松橋スヱさん(米内沢大町)、米寿代表の庄司善男さん(上御嶽)にそれぞれ手渡しました。
また、来賓を代表して、北秋田市議会の板垣淳議員、秋田県議会の近藤健一郎議員と北林丈正議員がそれぞれお祝いの言葉を述べました。
最後に、新敬老者を代表して片岡嘉代子さん(上羽立)が「私にとって敬老式は、まだまだ先のことと思っていたが、光陰矢のごとしの言葉どおり、あっという間に新敬老を迎え、皆様と一緒に平成の年号が最後となる記念すべき敬老式に参加できたことを大変うれしく思う。私たちは地域に住む同士、お互いを気遣い、感謝を忘れず、助け合っていきたい」などとお礼のあいさつを述べました。
式典終了後の祝宴では、はじめに運営全般にわたり協力してきた森吉婦人会を代表して小林節子会長があいさつを述べたあと、春日祥光さん(五味堀)の乾杯の音頭で祝宴が始まりました。出席された皆さんは互いの近況などを語らい、ステージでの踊りや歌を鑑賞して楽しい時間を過ごしました。