2018年09月07日
コンテンツ番号3451
花を栽培し地域の環境美化に努める
(2018年9月7日)
環境大賞(秋田県知事表彰)を受賞した高橋重敏さん(85歳・元町)が、9月7日に市役所を訪れ、津谷市長に受賞を報告しました。
環境大賞は、環境保全に関する実践活動が他の模範となる個人又は団体を環境大賞として表彰し、その活動事例を広く県民の皆さんに紹介することにより、環境保全に関する自主的な取組を促すことを目的として、平成10年に秋田県が創設しました。
平成30年度は、個人部門、学校教育関係部門、団体部門の3部門に14件の応募があり、環境大賞選考委員会での審査の結果、4件が環境大賞に決定しました。
平成30年度の表彰式は、9月1日(土)に秋田市の秋田ビューホテルで行われ、3団体1個人が表彰されました。このうち、北秋田市からは高橋さんが個人部門に選定されました。高橋さんは、自宅の土地約250坪を利用して、平成5年から毎年、さくら草、チューリップ、水仙、ひまわり、藤の花など、四季折々の花を栽培し、地域の環境美化に尽くしています。また、町内会員、保育園児、社会福祉施設入所者、老人クラブなどを招き観賞会を開いています。これらの環境美化活動が認められ、今回の表彰に至りました。
この日、市役所を訪れた高橋さんは、「花を育てるうえで大事なことは、咲いてない時の手入れ。手入れした花が育っていくことが私の楽しみ。私が健康でいられるのは花づくりのおかげであり、花に感謝の気持ちでいっぱい。花の観賞会を通して市内外から多くの方々が集まり、色んな人との交流の輪ができてうれしい」などと津谷市長に活動の経過と受賞の喜びを報告しました。
これを受けて、津谷市長は「花を育てるのは大変なこと。今回の受賞を励みに、いつまでも元気でいてください」などと長年の活動を労い、受賞をたたえました。