2018年09月30日
コンテンツ番号3432
仲間と声を掛け合いゴール目指す
(2018年9月30日)
第20回あきた南北ジュニア強化サッカー交流大会(もみじカップ)が、9月30日(日)に鷹巣陸上競技場で行われ、9チームが参加して熱戦を繰り広げました。
同大会は、秋田内陸線の利活用に寄与し、サッカーを通して少年少女たちの健全な心身の育成と発達を図ることを目的に、一般社団法人秋田県サッカー協会の主催で行われています。毎年、春の5月には「さくらカップ」として仙北市で行われ、県北のサッカーチームが内陸線を利用して参加しており、秋は「もみじカップ」として北秋田市を会場に行われ、県南のチームが内陸線を利用して参加し、サッカー交流を図っています。
この日は、角館駅6時40分発の内陸線に、仙北市や大仙市などの県南チームの選手や指導者などが乗車し大会に参加しました。
開会式では、県北地区サッカー協会の村岡明正理事長が「この大会は、県北・県南のサッカー交流と競技力発展のために始まった大会で、今回で20回目を迎えた。この大会に参加したチームの中から、全日本大会に出場するチームが出たり、今年はOBがいる大曲中学校が全県中学校総体で優勝したり、着実に大会の効果が表れてきている。今日は、あいにく雨の中での試合になるが、悪い状況の中でも自分の持っている力を精いっぱい出して、全力でプレーしてもらいたい」などとあいさつしました。
また、来賓の虻川副市長、秋田内陸縦貫鉄道株式会社の吉田裕幸社長が祝辞を述べ、このうち虻川副市長は「ようこそ北秋田市にお越しいただいた。北秋田市民を代表して心より歓迎を申し上げる。あいにくの天気となったが、選手の皆さんには、はつらつとしたプレーで一生懸命に戦ってほしい。27日には、ブラウプリッツ秋田にJ2のクラブライセンスが交付されることになり、秋田県においてもJ2のクラブが誕生する環境が整ってきた。今日は、皆さんの夢に向かって一生懸命に取り組んでもらいたい」などと歓迎の言葉を述べ、選手らを激励しました。
最後に、北秋田市Lキッカーズサッカースポーツ少年団の照内夏樹主将が「大好きなサッカーができることを心から感謝し、この大会にかかわるすべての人たちが笑顔で溢れるよう、最後のホイッスルが鳴るまでフェアープレー精神に則り、仲間を信じ声を掛け合い、最後まで戦い抜くことを誓います」と力強く選手宣誓をしました。
今大会には、仙北市や大仙市など県南から3チーム、北秋田市や鹿角市、大館市、能代市など県北から6チームの9チームが参加。北秋田市からは、北秋田市Lキッカーズサッカースポーツ少年団が参加しました。試合は8人制で前後半9分ずつの18分をA、B2つのフィールドに分かれ、午前中は予選リーグ、午後から順位決定リーグが行われました。
試合では、雨が降り濡れたピッチコンディションの中、選手たちはチームメイトと声を掛け合いながら、軽快なスルーパスによる連携プレーや華麗な個人技で、フィールドを駆け巡って熱戦を繰り広げると、会場に詰めかけた保護者や観客から大きな声援が送られました。