2018年08月03日
コンテンツ番号3427
参加市民が交流の成果を報告
(2018年8月3日)
北秋田市・国立市なかま交流プロジェクトに参加した実行委員会「チームつながり」の皆さんが、8月3日(金)に市役所を訪れ、津谷市長に国立市のイベントでの活動の成果や交流した感想などを報告しました。
同プロジェクトは、文化交流、障がい者交流を目的に実施したもので、東京都国立市が平成26年度から開催している合川地区の伝統行事「まと火」を実演するイベント「国立まと火」に北秋田市民が応援参加しています。今年は、合川太鼓保存会と障害者生活支援センターささえの方々による「チームつながり」を結成し、計28人が参加しました。
合川太鼓保存会は、7月22日(日)に多摩川河川敷公園で行われた「国立まと火」に参加。約600個のだんぽに火が灯る幻想的な雰囲気の中、合川太鼓を力強く演奏しました。このほか国立市の「谷保天神太鼓」とのコラボ演奏や太鼓ワークショップが行われるなど、会場と一体となった太鼓交流が行われました。また、ささえの方々は、日本で初めて公共施設の一角に障害者が運営するカフェをオープンした国立市立公民館にある「喫茶わいがや」を視察。先進事例を学ぶとともに、国立市民と交流を図りました。
この日は、プロジェクトに参加したチームつながりの松橋勝美実行委員長と合川中学校2年の佐藤琉輝さん、ささえの6人が市役所を訪れ、それぞれの活動の内容や感想を津谷市長に報告しました。
松橋会長は「国立市の方々の熱烈な歓迎と真心のこもったおもてなしを受け、たいへん感激した。昨年に引き続き2回目の演奏となった合川太鼓は、合川太鼓の底力とチームワークを十分に発揮し、北秋田市をPRすることができたと思う。今年は国立市民が積極的に太鼓演奏の輪に入り、会場と一体となって盛り上がることができ、最高の思い出となった」などと活動の報告を述べました。
ささえの方々は「みんなの長年の夢である『ささえカフェ』をオープンに向けて、今後の事業展開の道しるべを仲間たちと共有することができ、とても有意義な時間だった」などと視察を終えてのを述べました。
報告を受けた津谷市長は「市民を代表して北秋田市をPRしてくれたことに感謝する。昨年11月に交流促進共同宣言をし、国立市との関係がより近くなった。今後も両市の交流・発展に協力してもらいたい」などと今後のさらなる交流の発展に期待を寄せました。