2018年08月14日
コンテンツ番号3416
遺跡理解への一翼を担う
(2018年8月14日)
伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアガイドが、8月4日(土)から夏期の活動を開始し、多くの来場者に遺跡を案内しました。
ジュニアボランティアガイドは、ふるさとが誇る伊勢堂岱遺跡への興味関心を高め、体験的実践を通して遺跡への愛着心を醸成するとともに、世界遺産登録推進の一助となる事を目的に平成27年に設立されました。現在は小学校4年生から高校生までの子どもたちが、5月の連休期間と8月の夏季休業期間に伊勢堂岱縄文館(中嶋俊彦館長)や伊勢堂岱遺跡の案内を行っています。
伊勢堂岱遺跡は、7月19日(木)に行われた国の文化審議会において、世界文化遺産の新たな候補の「北海道・北東北の縄文遺跡群」として選出されました。縄文遺跡群は、4つのストーンサークルを主体とする本市の「伊勢堂岱遺跡」や大規模集落跡の「三内丸山遺跡(青森県)」など17遺跡で構成されており、狩猟や採集などを基盤とした先史時代の文化を知る遺跡群として世界的な価値があるとし、平成32年の世界文化遺産登録を目指しています。
この日、世界文化遺産の国内推薦が決定したことにより、より一層活発的に活動を開始したジュニアボランティアガイドは、はつらつとした説明と案内により、来場者の遺跡への理解に一翼を担っていました。
ジュニアボランティアガイドの活動期間
8月4日(土)~8月19日(日)午前10時~午後4時
※都合により案内できない場合があります。