2020年03月14日
コンテンツ番号10343
伊勢堂岱遺跡の世界遺産登録に向け知名度アップを図る
(2020年3月14日)
秋田内陸縦貫鉄道株式会社(吉田裕幸社長)は、3月14日(土)に伊勢堂岱遺跡の最寄り駅である「小ヶ田駅」の駅名を「縄文小ヶ田駅」へ改称しました。
今回の改称は、伊勢堂岱遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産への推薦が決定したことに合わせ、知名度アップと利便性向上のため実施されました。秋田内陸線の駅名改称は1989年の全線開業以来初めてとなります。また、時刻改正にともないより多くの人に伊勢堂岱遺跡を訪れてもらおうと、縄文小ヶ田駅を急行停車駅に追加しました。
この日は縄文小ヶ田駅のホームでお披露目セレモニーが行われ、吉田社長は「伊勢堂岱遺跡に多くの人が足を運び、地域が賑やかになるよう願いを込め、改称することになった。世界遺産登録への一助になればと思う」などとあいさつしました。
また、伊勢堂岱縄文館の中嶋俊彦館長は「急行が停車するようになり、誘客が期待できる」と話し、市観光物産協会の檜森正太会長「北秋田市における観光の中核になってほしい」などと話しました。
このあと、2月より急行列車として運行している観光列車「笑 EMI」を、関係者や地域住民が笑顔で出迎えました。