2013年05月29日
コンテンツ番号9455
〜北秋田地域振興局と北秋田市との意見交換会〜
(2013.5.29)
「北秋田地域振興局と北秋田市との意見交換会が5月29日(水)、市役所で開かれ、様々な行政課題の解決に向けて意見を交わしました。
意見交換会には、北秋田地域振興局から熊谷淳局長ほか総務企画部、鷹巣阿仁福祉環境部、農林部、建設部、北教育事務所など各部・機関の部長及び所長、北秋田市からは、津谷永光市長、虻川広見・工藤信夫副市長ほか各部長、局長など合わせて31人が出席しました。
はじめに津谷市長が「5月21日、未来づくり本部会議において、当市の『まるごと森吉山観光推進プロジェクト』が承認されました。総事業費が6億を超える大事業ですが、森吉山観光の整備促進を図り、活性化につなげていくため、県と協働で進めていきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。また、北秋田市には磨いていけば光っていく、観光を始めとする宝があり、それを生かしていかなくてはならないと考えている。今後、デスティネーションキャンペーンや全国どぶろくサミット、国民文化祭もあり、当市の魅力を県内はもとより全国にもアピールし、多くの人に来てもらえるチャンスだと思っているので、掘り起こしにしっかり取り組んでいきたい」などとあいさつしました。
意見交換では、始めに北秋田地域振興局から平成25年度の重点推進事項として「安全安心に暮らせる地域づくり」「地域資源を活用した観光・誘客」「特産品の発掘と販路の拡大」を柱とするプロジェクトを紹介。このうち地域資源を活用した観光・誘客については、大館能代空港や秋田内陸線各駅から森吉山観光エリアまでの二次交通網の整備を行うため、森吉山二次アクセス運営協議会を設立。今年の秋に、実証試験として阿仁ゴンドラコースと太平湖遊覧船コースのパスポート商品を発行することなどを説明しました。
市からは、河川改修や道路整備、観光振興に係る支援と協働、一般不妊治療及び不育症治療費への助成について要望。このうち、鷹巣川井堂川線の杉山田工区の整備促進に対しては、北秋田地域振興局から「今年度は測量、調査、詳細設計、用地測量、建物調査を予定しており、来年度は用地買収の補償、平成27年度に工事着手し28年度の完成を目標に予算要求していきたい」と回答しました。