2018年07月08日
コンテンツ番号3396
夜空を彩る美しい大輪の花
(2018年7月8日)
第27回北秋田市米代川花火大会(檜森正太実行委員長)が、7月8日(日)に米代川河川敷公園を会場に開催され、多くの見物客が夜空に浮かぶ光の煌きに酔いしれました。
本来は7月7日(土)に開催予定でしたが、前日から続く雨の影響で順延し、7月8日(日)の開催となりました。当日は、花火打ち上げ前には雨が止み、無事に花火大会を行うことができました。
この大会は、昭和の合併以前に旧鷹巣町で開かれていた花火大会を鷹巣町観光協会(現北秋田市観光協会)が平成3年に鷹巣中央公園桜まつりのメインイベントとして36年ぶりに復活させ、その後、会場を米代川河川敷に移して開催されています。当初は6月に開かれていましたが、平成10年からは大館能代空港の開港した7月18日を記念し、この時期に開催しており、県内ではもっとも早い時期の花火大会となっています。
開会に先立ち、午後6時からは、「DELTA Rhythm(デルタリズム)」「ASUPARADISE ORCHESTRA(アスパラダイスオーケストラ)」のステージ演奏に多くの客が楽しみました。午後7時15分から行われた開会セレモニーでは、檜森実行委員長が「まず始めに、日本各地で起きた大きな災害によって被災された皆さま、並びにご家族の皆さまに心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興を祈念する。地域の多くの企業や自治会など多くの方々からのご協賛により、今年も開催することができたことに感謝する。本日は来場した皆さまのよい思い出になるとうれしい。」などとあいさつ。
次に、来賓を代表して津谷市長が「西日本を中心にたいへん大きな被害が出ている。私からも犠牲になった方々のご冥福と一日も早い復興を心からお祈り申し上げる。この花火大会は秋田県の中で一番早い時期に行われ、この花火大会を皮切りに、夏の北秋田市の催し物が始まる。くまくま園の夏休みイベント、森吉山麓たなばた火まつり、合川のふるさとまつり、まと火、北秋田市盆踊り大会、阿仁の花火と灯籠流しなど、たくさんのイベントが行われる。夏の始まりを感じながら、今日はめいいっぱい楽しんでほしい。」などと述べ、続いて秋田県議会の近藤健一郎議員、北林丈正議員があいさつしました。
午後7時30分、開始号砲を合図に4号から10号の割物花火、華やかなスターマインなどが次々と打ち上げられ、漆黒の夜空を華やかに彩りました。
フィナーレの「愛をこめて花束を」と題したスペシャルスターマインでは、色とりどりの連射花火が夜空を焦がし、会場からは大きな拍手と歓声が沸き起りました。