2011年02月11日
コンテンツ番号9383
(2011.2.11)
合川地区いきいき女性セミナー
北秋田市合川地区いきいき女性セミナー(第50回合川地区婦人問題研究集会)が2月11日、合川農村環境改善センターで開かれ、約150人が参加し「豊かな地域づくりを目指して」をテーマに意見交換をしました。
このセミナーは、地域社会が抱えている少子高齢化、子育と教育、福祉、環境などについて女性が一堂に会して話し合い、安全で安心な地域づくりを目指そうと、合川地区婦人団体連絡協議会(合川婦人会、JAあきた北央女性部、商工女性部、消費者の会、生活研究グループ、更生保護女性会、誠親会、母の実会)が毎年開いているもので、今年で50回を数えます。
開会行事では、同協議会の伊東和子会長が「今回で節目の50回を迎えます。これまで続けられたのは、地域の活性化のために、女性たちが自分の毎日の暮らしのことを語り合い、その声を行政はじめ各関係機関が受け止め、地域に活かしてくれたからこそ。今日のセミナーでもそれぞれの思いや意見を出し合い、地域の活性化につなげましょう」などとあいさつ。
開会行事の後、佐藤唯直副市長が「こころと体の健康づくり」と題して、簡単にできる健康体操を紹介しながら、自殺予防と感染病予防について講演しました。
メインの全体討議には、佐藤副市長、三澤仁教育長、中嶋洋子北秋田市上小阿仁村連合婦人会長、疋田俊一郎JAあきた北央組合長、松橋恵子あいかわ地域福祉センター長(北秋田市社会福祉協議会)、仲谷茂好生活課長(北秋田市)、関源一合川公民館長の7人が助言者として出席。また、遠藤元博主任社会教育主事(秋田県教育庁北教育事務所)が全体指導及び講評を務めました。
全体討議では、ゴミの有料化や粗大ゴミの収集の復活、合川地区統合小学校の建設場所、学校給食への地元生産物の利用、冬の北欧の杜公園の活用方法などについて意見や要望が出され、助言者が回答を出す形で活発な意見交換が行われました。
このうち、ゴミの有料化については「平成23年度には庁内で検討をしていきたい」、合川地区統合小学校の建設場所については「アンケートでは合川中学校やあいかわ保育園周辺の意見が多かった。そのほか合川高校跡地などもあり、現在は検討中」などと、それぞれ助言者が回答していました。
そのほか、合川地区婦人団体連絡協議会の申し合わせ事項として、「地域の高齢者、子どもたちに愛の一声をかけましょう」、「地産地消を進めよう」、「買い物袋を持参しましょう」、「地球温暖化防止のため省エネに心がけよう」の4項目を再確認しました。