ねんりんピック秋田2017北秋田市健康マージャン交流大会リハーサル大会

県予選突破を目指し腕前競う

（2016年10月２日）

ねんりんピック秋田2017健康マージャン交流大会リハーサル大会（10月２日、鷹巣体育館）

各ブロックで優勝した皆さん

ねんりんピック秋田2017の北秋田市健康マージャン交流大会リハーサル大会（会長：津谷市長）が、10月２日（日）に鷹巣体育館で行われ、県内10市町から143人が参加し、腕前を競い合いながら交流を深めました。

「ねんりんピック」の愛称で親しまれている「全国健康福祉祭」は、60歳以上の方を中心として、あらゆる世代の人たちが楽しみ、交流を深めることができるスポーツと文化の祭典です。厚生省創立50周年を記念して、昭和63年に兵庫県で第1回大会が開催されて以来、毎年開催されています。平成29年（2017年）には、節目となる第30回大会が秋田県で開催され「秋田からつながれ！つらなれ！長寿の輪」を大会のテーマに掲げ、県内17市町村を会場に、26種目が実施される予定で、参加者や観覧者延べ40万人が見込まれています。

北秋田市では、文化交流大会の「健康マージャン」が開催されます。健康マージャンは「お金を賭けない、お酒を飲まない、煙草を吸わない」をモットーにしたマージャンで、特に高齢者にとって新しい人たちとの出会い、ふれあいを楽しみながら「仲間づくり、生きがいづくり、健康づくり」に役立つゲームです。更にゲーム中は、目、耳、手を使い競技相手の動作に注目しながら指先を断続的に動かし、終始頭脳を使うことから「健康維持、老化防止、認知症予防」に最適で脳の活性化に効果があると言われています。本大会は、平成29年９月10日（日）から11日（月）の日程で鷹巣体育館で行われ、全国から約300人の参加者が予定されています。今年は、来年の本大会を見据えたリハーサル大会として、本大会の予選会も兼ねて開催しました。

競技の特徴は、「自分に厳しく、人に優しく」に基づく競技マナー20カ条を掲げ、守るべきマナーと禁止事項を明確にしたフェアープレーを前提とする競技スポーツです。半荘50分打ち切り、「大太鼓」、「あじさい」、「森吉山」、「マタギ」の4ブロックに分かれて半荘4回戦の総合得点を競います。各ブロックの成績上位5人、合計20人が本大会の秋田県代表選手に推薦されます。

この日の開会式で、津谷会長が「県内各地から多くの参加者、役員の皆さまをお迎えして開催できることを心から感謝いたします」と参加者や関係者を歓迎し「来年の大会では、全国からお越しいただく選手や家族の皆さんに競技を楽しんでもらうことはもちろんですが、花の百名山や樹氷で知られる森吉山、ギネスブックに認定されている綴子大太鼓、世界遺産登録を目指している伊勢堂岱遺跡など、全国に誇れる当市の宝物の数々を心ゆくまで楽しんでもらいながら、交流の輪を全国に広げていきたい。健康マージャンは、高齢者の方々の仲間づくり、生きがいづくり、健康づくりに有効な手法の一つです。参加している皆さんを拝見していると、大変元気で若々しく生き生きとしており、健康マージャンの効果がでていると確信している。本日は、本番さながらの熱戦が展開され、大会を皆さま方に盛り上げてもらい、来年の本番に向けて大きな弾みとしたい」などとあいさつしました。
続いて、参加者の中で最高齢の方に対して「特別表彰（最高齢者賞）」が行われ、碇谷鶴蔵さん（94歳・秋田市）、越中谷米子さん（79歳・秋田市）に津谷会長から表彰状と記念品が贈られました。

このあと競技が始まり、参加者は牌山から牌をツモると真剣な表情で考え、捨て牌を選び目指す役を揃えていました。各卓からは「ポン」、「チー」、「ロン」などの声があがり、白熱した対局が繰り広げられました。

会場内には、「健康づくりコーナー」や「おもてなしドリンクコーナー」が設けられ、参加者は休憩時間に保健師から血圧測定を受けたり、婦人会の皆さんから飲み物の提供を受けて、気分転換をしながら次のゲームに臨んでいました。また、競技終了後のアトラクションでは、たかのすふるさと太鼓の皆さんによる「鷹巣すずめ踊り」が披露され、会場からは大きな拍手が送られました。

各ブロックの成績は下記のとおりです。

ねんりんピック秋田2017
北秋田市健康マージャン交流大会リハーサル大会 成績一覧【秋田県代表選手】

津谷会長のあいさつ

最高齢者賞の二人と津谷会長

会場全体の様子

対局の様子

「ロン」であがり

婦人会の皆さんによる「おもてなしドリンクコーナー」

市職員による「健康づくりコーナー」

たかのすふるさと太鼓の皆さんによる 「鷹巣すずめ踊り」