2016年10月08日
コンテンツ番号9348
小学生たちが大阿仁の魅力を再発見
(2016年10月8日)
大阿仁満喫フェスタ(大阿仁地域活性化協議会主催)が、10月8日(土)から「道の駅あに」で始まり、地元産の野菜やきのこ、山菜などが直売され買い求める人でにぎわったほか、大阿仁小学校の児童たちが地域内を探検し、大阿仁の魅力を再発見しました。
大阿仁満喫フェスタは、地元で採れた農産物や加工品の販売をする「ムラ市」と、紅葉の根子・伏影集落を散策し、なめこやりんごなどの収穫体験やきりたんぽ鍋などを堪能する「ムラ旅」(10月22日開催)を組み合わせて10月8日、10日、15日、22日の4日間開催。今年は、地域の子どもたちが大阿仁の魅力を新しく発見できるよう「2016大阿仁ちいき探検」も企画されました。
この日はあいにくの雨模様でしたが、道の駅あにの「ムラ市」特設会場には、地元産の野菜をはじめ、山で採れた天然まいたけやなめこ、山ぶどう、栗、りんご、キャラブキなど秋の味覚が並べられ、道の駅に立ち寄った大勢の観光客などが珍しそうに手にとって買い求めていました。
「2016大阿仁ちいき探検」には、大阿仁小学校の児童11人と県内のボランティアサークルに所属している秋田大学と秋田公立美術大学の学生4人が参加。道の駅あにから、地図に示された10カ所のチェックポイントにある問題を解きながら、幸屋、幸屋渡集落を周回する約2キロの探検コースを歩きました。
雨のため傘を差しながらの探検となりましたが、児童たちはチェックポイントにある「幸屋大橋の高さは」や「この木の名前は」などの問題を、大学生と協力しながら、示された3つの候補から答えを選択して探検コースを進みました。また、中間地点の耕田寺会館では、耕田寺の住職から「仏壇について」や「なりたい自分になる」などの法話を聴きました。このあとも、紅葉が始まった山々の景観や栗拾いなどを楽しみながら、各所に設けられた問題を解いてゴールを目指しました。