2016年04月23日
コンテンツ番号9317
陸上競技シーズンの幕開け告げる
(2016年4月23日)
今シーズンの陸上競技の幕開けを告げる第54回河田杯マラソン・大館北秋田ロードレース大会が、4月23日(土)に市役所前をスタートゴール地点として行われ、市内外から147人の選手が参加し、春のあたたかい日差しのなか健脚を競い合いました。
同大会は、北秋田市、北秋田市教育委員会、大館北秋田陸上競技協会の主催で、戦前から長距離ランナーとして全国的に知られた旧鷹巣町の故・河田康雄さん(1909-1987)の遺志を継承し、次代を担う選手の育成と多くの人々にマラソンを楽しんでもらおうと開催されているもので、今年で54回目を数えます。
旧中央公民館で行われた開会式では、はじめに主催者を代表して岸 肇大会会長と津谷市長があいさつ。そのうち津谷市長は「今年も147名の選手の皆さんが参加のもと、盛大に開催されることを嬉しく思う。また、参加された選手の方々を心から歓迎します。児童公園の桜も満開となり、陸上競技シーズンの幕開けとなる。この大会は、戦前から長距離ランナーとして、全国的に活躍された旧鷹巣町出身の河田康雄さんの偉業を称えながら、河田さんに続けと、現在のランナーの皆さんをしっかりと激励する大会です。選手の皆さんには、冬の間に積まれたトレーニングの成果をしっかりと出してもらいたい」などと激励したほか、5月25日に行われる『チャレンジデー2016』のPRと多くの方々の参加を求め、最後に「今年の8月には、リオオリンピックが開かれます。秋田県大仙市の佐々木悟選手がマラソンランナーとして選ばれました。4年後はいよいよ東京オリンピックです。今日参加されている選手の中から、東京オリンピックの選手として、活躍する方が出るよう期待します」と選手を励ましました。
このあと、来賓として出席した北秋田市体育協会の成田光弘会長、北秋田市議会の松尾秀一議長、秋田県議会の北林丈正議員、市教育委員会の三澤仁教育長をのうち、成田会長と松尾議長があいさつを述べ、選手たちの健闘を願いました。開会式の最後行われた選手宣誓では、選手を代表して鷹巣中学校3年の津谷拓実(たくみ)さんが「今年の大会のスタートとして、自分の記録とチームの目標に対する強い気持ちが見える走りをすることを誓います」と力強く宣誓をしました。
大会は小学校男子、女子1.5km、中学校男子5km、中学校女子3km、高校男子10km、高校女子5km、一般男子(29歳以下)10km、壮年男子(39歳まで)10km、壮年男子(40歳以上)5km、一般女子3kmの10種目で行われました。
この日は、春風が心地よい絶好のマラソン日和となり、選手たちは号砲が鳴ると一斉スタートし、沿道からチームメイトや家族から「がんばれ」「あと少し」などと応援を受けながら、日頃鍛えている健脚を競い合いました。