第62回北秋田学童スキー大会

熱い声援を背に全力滑走

（2017年2月5日）

第62回北秋田学童スキー大会（2月5日、空港ふれあい緑地・森吉山阿仁スキー場）

大回転競技

　第62回北秋田学童スキー大会（北秋田市主催）が、２月５日（日）に空港ふれあい緑地と森吉山阿仁スキー場を会場に行われ、北秋田市・郡の小学生が各競技で熱戦を繰り広げました。

　空港ふれあい緑地で行われた距離競技には、北秋田市の10小学校と上小阿仁小学校から49人（男子29人、女子20人）が、森吉山阿仁スキー場で行われた大回転競技には27人（男子７人、女子20人）がエントリーしました。

　距離競技の開始式では、北秋田学童スキー大会副会長の三澤仁教育長があいさつを述べ「北国に生まれながらスキーができない子どもが年々増え、たいへん寂しく思うが、このように大会に出場し、寒さにも負けず、練習の成果を思う存分発揮する子どもたちが、ここにいることを嬉しく思っている。現在、皆さんの先輩たちが全国で活躍されているが、その先輩たちもこの場所で熱いレースを繰り広げ強くなっていった。今日は先輩たちに続けとばかりに、思う存分スキーを滑らせ、大いに盛り上がる大会にしてほしい」などと選手たちの健闘に期待を寄せました。

　この日は、雪は降らなかったものの朝から気温が下がり始め、寒さが肌にしみる天気でしたが、選手たちは家族や友人からの熱のこもった大きな声援を力に変え、力強いストックワークでゴールを目指しまていました。

　一方、アルペン競技の開始式では、大館北秋田学校体育連盟スキー部会長の村上光明・阿仁中学校長があいさつを述べ「この大会は長い歴史とともに、今も現役で活躍している多くの先輩たちを輩出した伝統ある大会。最近は、様々なスポーツの世界で中学生や高校生など、若い世代の活躍がよく聞かれる。皆さんの中からも世界で戦える選手が、一人でも多く出てくることを願っている。今日は存分に日頃の練習の成果を発揮してくれることを期待している」などと選手たちを激励しました。

　このあと競技に入り、選手たちはコース脇から家族や友人の熱い応援を受けながら、コンマ一秒でもタイムを縮めようと果敢にポールを攻め、スピード感あふれる滑りを披露していました。

　なお、この日は同会場で、第69回大館・北秋田中学校スキー大会（大館・北秋田学校体育連盟主催）も行われ、大館北秋田の中学生から距離競技に22人（男子14人、女子８人）、大回転競技に７人（男子３人、女子４人）がエントリーし、技術とスピードを競いました。

第62回北秋田学童スキー大会競技結果（距離競技）

第62回北秋田学童スキー大会競技結果（大回転競技）

第69回大館・北秋田中学校スキー大会競技結果（距離）

第69回大館・北秋田中学校スキー大会競技結果（大回転）　※タイムは2本の合計