2018年11月01日
コンテンツ番号9258
農業振興施策15項目を要望
(2018年11月1日)
北秋田市農政意見交換会が、11月1日(木)に市役所大会議室で行われ、市と市内の各農業協同組合が、農政における懸案事項や要望などについて意見交換しました。
同意見交換会は、北秋田市、鷹巣町農業協同組合、あきた北央農業協同組合の各代表者と幹部職員が一堂に会し、今年の農業実績や現況を報告し、今後の課題などについて意見交換することで、市の農政発展に寄与することを目的に開催しています。
開会にあたり、津谷市長が「日頃農政推進に協力していただき、心から感謝申し上げる。今年は自然災害が度重なり、出来高が大変心配された年であった。当市は、少しでも農業者の所得向上を目指している。また、主食用米一辺倒から園芸作物を取り入れた複合経営、担い手不足の解決によって農業の振興が一層図られるものと考えており、国や県の補助事業と併せた新単独補助事業の実施により、地域資源を有効活用し、将来にわたって持続的な農業を展開されるよう、支援策を講じていきたい。両農協の合併による地域農業のさらなる発展のためにも、実効性のある意見をお願いする」などとあいさつしました。
続いて、鷹巣町農業協同組合の斉藤一志組合長が「来年2月に両農協が合併することとなっており、このような形の意見交換会は最後となる。今後は様々な取り組みを通して、自己改革の目標である、農家の所得向上や生産の拡大につなげていきたい。地域の農業が持続していくためには、地域の特性を生かしながら、生産調整を続けていく必要がある。来年度以降も生産調整の機能が働くよう、行政の今まで以上の協力をお願いする」などと、あきた北央農業協同組合の大野重夫組合長が「合併に際し、農協間の調整をしていただいた行政に感謝申し上げる。合併により規模が大きくなり、激しく環境が変わるが、規模が大きくなった分、スケールメリットを生かした施策を講じていきたいと思っているため、引き続き支援をお願いする」などとあいさつを述べました。
このあと、両農業協同組合の担当者が今年度の水稲・野菜等の作柄状況を報告し、今後の農業振興施策の提案・要望しました。
農業振興施策の提案・要望事項は下記のとおりです。
提案・要望事項 | 新規・継続 |
---|---|
経営所得安定対策事業事務費 | 継続 |
地域営農円滑化推進事業 | 継続 |
青果物振興対策事業 | 継続 |
推奨品目等販売促進事業 | 継続 |
北秋田市戦略作物地力増強推進事業 | 継続 |
北秋田市土づくりによる高食味米・品質向上対策事業 | 継続 |
農業用廃プラスチック適正処理推進事業 | 継続 |
農作物獣害防止対策事業 | 継続 |
飼料用米防除対策事業 | 継続 |
家畜伝染病予防接種事業 | 継続 |
比内地鶏素雛購入費補助金 | 継続 |
鳥インフルエンザ予防対策事業 | 新規 |
伝統野菜産地育成支援事業 | 継続 |
酪農ヘルパー組合育成事業 | 継続 |
大豆・そば乾燥調整施設強化事業 | 新規 |