2019年08月18日
コンテンツ番号9235
東北各地のライダーが北秋田市に集い交流
第5回東北カラーズミーティングが、8月18日(日)に大館能代空港周辺ふれあい緑地で行われ、東北各地からバイク愛好家ら約1500人が集まり、交流を深めました。
東北カラーズミーティングは、東北6県のバイク愛好家が集まり、開催地周辺の観光や食文化を楽しむことで、地域の活性やまちおこしに繋げることを目的に、CSDグループ(三澤直生代表)が主催しています。当市での開催は、2017年の第1回以来の開催となります。
ライダーたちは、東北6県に定められた色のバンダナやタオルを体とバイクの目立つ部分に巻き各県を出発。指定されたミートポイント(あに・かみこあに・ふたつい・たかのすの道の駅)を経由して他県のライダーと交流しながら、最終目的地である「大館能代空港周辺ふれあい緑地」にあるカラーフラッグのもとへ集結しました。
この日は、日差しの強い猛暑となりましたが、午前10時の開場から続々と自慢の愛車に乗ったライダーたちが集まり、駐車スペースにバイクを置き、記念フラッグに名前を書き込んで到着の証を記しました。それぞれの愛車の前では、道中の話題などで談笑したり、久しぶりの再会を喜び合ったりして、親睦を深めていました。また、会場内には多くの飲食ブースが設けられたほか、スタントマンによるバイクのウィリー走行などが行われ、来場者を楽しませました。
正午には多くのライダーがステージ前に集結。はじめに津谷市長が「これだけ多くのバイクを見るのは初めて。多くの方々が来てくれたことをうれしく思う。当市には、世界遺産を目指す伊勢堂岱遺跡や世界一の大太鼓、きれいな山や滝があるので、帰り道にぜひ寄ってもらいたい。皆さんが再び当市を訪れてくれることを願う」などと歓迎のあいさつを述べました。
続いて、北秋田市ふるさと大使で俳優の高橋克典さんと、オートバイによる史上初の北極点と南極点に到達した冒険家である風間深志さんによるトークセッションが行われました。
トークセッションの中で高橋さんは「皆さんのバイクを見て回ったが、バイクに対する愛情を感じた。いつかは自分のバイクでこのイベントに参加したい」などとイベントへの率直な感想を述べました。
風間さんは「私のバイクの冒険はすごくつらい。アコンカグアをバイクで登った時は、登山道を走れないため、よろけたら落ちてしまうような道を切り開いて登った。それでも、夢や憧れが強いから何度も挑戦したいと思える」などとバイクで極地に行った際のエピソードについて語りました。また、来場者からの質問にも受け答えをし、来場者は二人のユーモアを交えたトークに聴き入っていました。
このあと、三澤代表が「このイベントは『出会い』『つながり』を最大のテーマとし、ライダーたちがバンダナをきっかけに東北を元気にすることを目的に開催している。旅に出たいと思う最大の原動力は、会いたい人に会いに行くこと。走る目的を場所ではなく、人に会いに行くとすることによって、旅を楽しく、感動的なものとすることができると思っている。今日身に着けているバンダナをきっかけに、皆さんとまたどこかで再会できればうれしい」などとあいさつをし、ライダー全員が集まって「最高」の掛け声を合図に記念写真を撮影しました。
最後に、高橋さんの掛け声で乾杯をし、次回の再会を誓い合いました。